人はどのように幸福になるのだろう??
どうも、しにち(@yurukashi_yrks)です。
よく国別の幸福度ランキングなんかが発表され、日本人は下位にランクインしているとか、欧州は幸福度が高いとか、色々話題になりますね。
私は常日頃からお金や働き方について考えていますが、もちろんそれは豊かな生活を実現するためです。
でも、そもそも豊かな人生ってなんだろう?どうやったら実現できるのだろう?
お金だけでは、もちろん人は幸せになれないことはわかります。また、ストレスなくやりたいことができていれば他は何もいらないかというと、それも違う気がしますよね。
私たちはどうしたら幸福になるか。
その疑問について明確な答えは持っていなかったのだけど、最近読んだ「幸福の資本論」という本にとても参考となる考え方が載っていました。
今回はそんな、幸福になるために必要な要素についてお伝えしたいと思います。
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Contents
幸福は3つの資本で成り立つ
同書では、人の幸福には、①労働資本、②社会資本、③金融資産という3つの資本が関係すると書かれています。
資本というのは本来、「事業をするための元手」という意味。ここではそれを人に当てはめていて、幸福を得るためには3種類の元手が必要なのだ、と言っているわけですね。
①労働資本
労働資本とは「働くこと」を指します。
世の中には多種多様な仕事がありますが、天職として仕事を楽しんでいる人がいる一方で、仕事が辛くて過労死をしてしまう人も存在します。
言わずもがな、仕事が人の幸せに関係していることは明らかですよね。
私の周りでも仕事を楽しんでいる人、ストレスを抱えて毎日憂鬱な人、それぞれいますから…。
このように、幸福になるためには、「何を仕事に選ぶのか」という観点がまず必要になります。
②社会資本
社会資本は「自分の周りにいる人」を指しています。
自分の周りの人によって幸福度が変わる、この点はすごく納得感がありますよね。
例えば、中学校や高校では、仲良い友達ができなくてつまらなかったけど、大学になって交友関係が広がり、学校生活が楽しくなった!なんて事例はよく聞きます。
もちろん社会人も同じで、やっぱり自分と合わない人や嫌な人とは極力関わらず、仲の良い人と一緒にいたいもの。
自分にとって居心地がいい人たちに囲まれていれば、間違いなく幸福度は高くなります。
③金融資産
これはそのまま、「お金」のことですね。
幸せとお金の関係性はよく議論されるところ。
必ずしもお金があれば幸せとは限りませんが、かといって全くないことには満足の行く生活はできません。また、自分の求めるレベルまでお金を得るには、何かしらの稼ぐ手段が必要なので、もしそれにストレスが伴うようであれば、幸福度は下がってしまいます。
お金によるストレスがない状態とは、やはり経済的自由を得られたときです。
本書では幸福度への影響という点で、資産運用による経済的自由の確立が推奨されています。
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お金持ちだけど孤独な老人の話
ちなみに世の中の人の多くは、上記3つの資本レベルが偏っていると言います。
例えば、お金持ちでも孤独な老人の場合。
想像してほしいのだけど、金融資産を潤沢に持っていても、既に仕事は引退していて生きがいもなく、周りに信頼できる家族や友人もいなかったら、その生活は幸せと言えるのでしょうか?
正直、個人的にはあまり幸せな状態とは言えないのかもな…なんて思ってしまいます。
より幸福度を高めるには3つの資本をバランス良くそろえるべき。
つまり、潤沢なお金(金融資産の充実)だけでなく、自分が満足できる仕事や取組みをしていて(労働資本の充実)、居心地のよい周りとの関係を築く(社会資本の充実)ことが大事なのですね。
私たちが3つの資本をそろえる方法
さて、上記で書いたような労働資本、社会資本、金融資産がすべて充実した状態は、なかなか難しそうに思えます。
しかし、「幸福の資本論」では、私たちが3つの資本を揃えて幸福になる方法を提示してくれています。
簡略して伝えると、それは下記3つとなります。
・家族や少数の友人と強固な関係を築く(→社会資本の充実)
・一定額を貯蓄し、長期投資で富を築く(→金融資産の充実)
仕事を充実させるためには、好きな仕事をすることが最も効果的であり、そしてITやグローバル化で多くの人と交流できる現代では、少人数でも強固な繋がりを作ることで、居心地のよい空間を作ることができます。
また成熟した先進国であれば、複利効果と時間を使って富を築くことが可能です。
どうでしょう。簡略してお伝えしましたが、このように3つの資本を充実させることは、現実的にできるのですよね。
まとめ
以上、「私たちが幸福になるために必要な要素」についてでした。
「幸福の資本論」では、現代は行動さえすれば、誰しも幸福を掴むことができるというメッセージが込められています。
本記事では概要をお伝えしたけれど、本書の中には、3つの資本についての詳細や、「どうしたら好きなことを見つけられるか」、富を築く具体的な方法など、より深い内容が記されています。
もし興味あれば、是非読んでみてくださいね。
ではまた!
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