ベビーファンド…?マザーファンド…??

投資信託用語の中でも比較的によく見るこれらのワード。

ベビー、マザーという呼び名から、ベビーファンドの集合がマザーファンドなのか?なんて予想ができそうですが、それぞれの役割や仕組みってちゃんと理解していますか?

さて、というわけで今回はこのベビーファンド、マザーファンドの意味を調べてみたのでお伝えします。

あらためて調べると、意外と知らなかったことこともあり、おもしろかったですよ。

 

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ベビーファンド、マザーファンドとは?

通常、投信信託は株や債券、不動産などに投資をして運用を行いますが、ベビーファンドはこのような直接の運用はせず、別のファンドに投資をするファンドとなります。

それに対して、ベビーファンドの投資先であるファンドのことをマザーファンドと呼びます。ベビーファンドから集まった資金を使い、マザーファンドがまとめて投資を行うわけです。

要は資金を集めるのがベビーファンド、実際に運用するのがマザーファンド、ということですね。ちなみにマザーファンドは1つに限らず、「国内株式ファンドと海外株式ファンドの2つをマザーファンドにする」なんてことも多くあります。

このようなベビーファンド、マザーファンドの形態はファミリーファンド方式と呼ばれています。

ベビーファンドを買うメリットってなに?

ベビーファンドとマザーファンドの意味を理解したところで、「どうせマザーファンドが運用するんだったら、最初からマザーファンドに投資したらよくない?」といった疑問が出てきますよね。私もまさにそう思いましたが、やはりちゃんとした理由が存在しています。

主な理由は運用会社側にとって率的で、規模のメリットも働くからです。

例えば、ある運用会社が国内株式ファンド、海外株式ファンド、国内債券ファンド、海外債券ファンドの4つの商品を展開しているとします。

この状況で新たに「海外株式と海外債券を一緒に投資できる”先進国ファンド”を作ろう」と考えたとき、新しくファンドマネージャーを立てて運用させるより、既に存在している海外株式ファンド・海外債券ファンドで一緒に運用した方が効率的です。(人件費や手間が省けるため)

またベビーファンドを使って色んな組み合わせの商品を作ることで、より多く投資家のニーズを満たせるので、集められる資金も多くできます。資金が増えれば、株や債券などの売買手数料を安くすることができ、結果として信託報酬やその他コストを低く抑えることができるわけです。

このように、ベビーファンドを作ることは投資家、運用会社双方にメリットがある仕組みなのですね。金融商品の仕組みって、本当よくできてるよなぁ。

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ファンド・オブ・ファンズとの違いは?

似たような意味の言葉でファンド・オブ・ファンズという用語があります。

ファンド・オブ・ファンズとは、複数の投資信託に投資する投資信託のことです。いくつかの投資信託で運用されるので、1つよりも分散効果が働くメリットがあります。

 

資金を集めて様々なファンドに投資するという意味では先ほどのファミリーファンド方式(ベビーファンドで集めた資金を様々なマザーファンドで運用する)と同じですが、ファンド・オブ・ファンズとの違いは、投資対象が自社ファンドのみかどうかにあります。

ファミリーファンド方式では、マザーファンドは自社内のファンドに限ります。自社内でのやりとりのため、信託報酬はかかりません。

一方でファンド・オブ・ファンズは他社の運用会社の投資信託を組み入れることができます。自社ファンドに限らず銘柄を選べるので、より多種多様な商品が作れますが、ファンドを通じて複数の投資信託を購入することになるため、その分信託報酬がかかるというデメリットもあります。

ファミリーファンド方式とファンド・オブ・ファンズの違いはよく混乱するので、覚えておくと便利ですよ。

まとめ

以上、 ベビーファンドとマザーファンドの説明でした。

投資信託の説明では「ファミリーファンド方式で運用しています」といった文言がたくさん出てきます。もし自分がファミリーファンド方式のベビーファンドを保有しているなら、マザーファンドの運用先もしっかりチェックする必要がありますね。

 

 

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