どうも、しにち(@yurukashi_yrks)です!
最近News Picksの動画にハマっていて、YouTubeでよく観ています。
話題の人や業界人がホットなニュースを議題し合っていて、結構おもしろいのですよ!(月1500円で登録すれば他のコンテンツも見れるらしいので、、検討中!)
その中で「新リストラ時代をどう生きるか?」という動画を見たのですが、時代に合ったビジネスモデルの話があり「なるほど!」と思ったので、ちょっとお伝えしたいと思います。
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新リストラとは?
そもそも「新リストラとは何か?」についてですが、黒字で経営状態が悪いわけではない企業が、社員に希望退職を募ったり、パフォーマンスが低ければ退職を促したりするリストラを指します。
従来は赤字に陥ったり、倒産の危機に直面した際にリストラをしていましたが、ここ最近は事業状況に関係なく、社員をリストラするようになってきたということですね。
以前にも増してこの新リストラを実施する日系企業が増えてきたことで、話題になっているようです。
自分なんかは前職が完全な成果主義だったし、数字が上がらないとボーナスなし!みたいな環境だったので、生産性が低い社員が目を付けられるのは当然っちゃ当然かなと理解はできます。
しかし、ずっと会社に尽くしてきた人間が会社の状況が悪くないのにリストラされるのって、やはり驚くだろうし、納得いかないものなんだろうなぁと想像できますね。
時代に合わないビジネスモデルの企業は社員を守れない
動画で話されていたのは「時代に合わないビジネスモデルの企業は淘汰されていくし、延命してもいずれ立ちいかなくなる。」ということです。
よく言われていますが、今は所有の時代から利用の時代になっているので、モノを売るよりサービスを提供したほうがニーズにマッチしています。
例えば音楽でいうと、YouTube MusicやSpotifyといったストリーミングサービスが出てきたことで、よりいっそうCDは売れなくなるでしょうし、車についても「カーシェアでいいよね」という流れになっています。
トヨタの社長が「終身雇用は厳しい」と発言したことからもわかる通り、モノ売りをはじめとして、従来のビジネスモデルでは成長はおろか衰退が予想されるわけですね。
事業の衰退が目に見えている企業は、いまのビジネスを適切な規模に縮小する、もしくは事業撤退し、別のビジネスに転換するしかありません。そうなると必然的に多くの人員が削減されます。
ただ、日本の法律では労働者が手厚く守られているので、新リストラと騒がれてはいても、すぐには社員をクビにできていません。しかし時代の流れ的に、ビジネスモデルの転換が求められるのは必須なので、いずれは多くの社員を解雇せざるを得なくなると考えられます。
「ずっと会社に尽くしてきたのに、ひどすぎる!」「もっと社員のことを考えるべきだ!」といった意見をメディアで見ますが、もはやそういう感情の問題ではなく、ビジネスモデル的に企業も稼げなくなってきているのです。
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社員を支えられるビジネスモデルを持つ企業へ移るという戦略
ビジネスモデルが時代に合わず、従来の企業は社員を支えられなくなってきています。
でも私がここで思ったのは、時代に合うような稼げる企業であれば、社員を支えられるところもあるのでは?という点です。
例えば、プラットフォームを持つ会社やサブスクリプション型ビジネスの会社などは、まさに時代に合っていて、稼ぎ続けられるモデルを持っています。
サブスクリプションとは、もともと「定期購読」という意味で、消費者が製品やサービスごとにお金を支払うのではなく、それを一定期間利用できる「権利」に対してお金を支払うビジネスモデルです。
Adobeのソフトウェアが買い切り型からサブスクリプション型に変えユーザーに利用権を与えたことからスタートし、現在は音楽配信サービスのSpotifyやApple musicなどでも採用されています。
消費者はモノを所有することから利用することへと志向が変化しているのです。
今の時代にあったビジネスモデルの企業であれば、資金的な余裕があります。すると、資金を教育やキャリア形成など、社員に還元できるはずです。社員にとっては時代に合ったビジネスでスキルが積めるので、そこでの経験は市場価値に繋がります。
また、さすがに終身雇用とはいかないものの、ある程度の期間稼ぎ続けられるモデルを持っているので、従来の企業よりも解雇リスクは低いわけです。
このことから、時代に合った企業にいけば、社員としての恩恵を受けやすいと言えると思います。
一方、従来ビジネスモデルの企業においては、いくら大手であっても事業的にジリ貧になるので、社員への還元が少なくなっていくはずです。職種によってはスキルアップも望めないし、その場合は無駄に時間を過ごすことになってしまいます。
ろくにスキルもつかないまま、年齢が上がったときに解雇されるとなったら、正直しんどいですよね。
キャリア構築や解雇リスクヘッジの観点からも、時代に合ったビジネスモデルの企業に移っておくのはメリットが多いと感じます。
時代に合った企業に移る、つまりは「勝ち馬に乗る」戦略は1つの賢い選択なのではないだろうか!
「時代に合うビジネスモデル」って言葉をよく聞きます。
時代的にどの企業もリストラ必須と思ってたけど、これまで社員を面倒みるだけの余裕があった企業が、ビジネスモデルが時代に合わず淘汰されてるってことなのかも。
であれば、今の時代にマッチした会社に移るという選択は1つの解になりそう。
— しにち@運用好きの採用担当 (@yurukashi_yrks) September 4, 2019
まとめ
新リストラなどと聞くと怖くなる気持ちもわかりますが、時代が変わっているので、世の中の構造的に仕方ないのだと思います。
大事なのは、その事実をきちんと受け止めて、どう行動していくかなのですよね。
昔と今で強い企業群が変わっているので、自社の事業のこれからに不安があるなら、ビジネスモデルの目線で会社選びをしてもいいかもしれませんね。
需要がほとんどないのに戦い続け、徐々に先細りしていくような、商品やビジネスモデルが明らかに時代に合わない企業は大手でも存在する。
その環境でいくらスキルアップしたり出世を狙っても、会社自体が泥船になってしまってるので旨味はかなり薄い。気づいたら早めに他の企業に移ったほうがいい。
— しにち@運用好きの採用担当 (@yurukashi_yrks) September 4, 2019
ではまた!
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