どうもです。
この間、やっとテレビでシンゴジラ観ました!
友人からは「ほぼエヴァンゲリオンだったから」って話を聞いていたのだけど、観てみたら思ってた以上にエヴァでしたw 挿入曲とかまんまやん!ってゆーね。
ただ内容は素晴らしく、映像、構成、テンポ、リアリティ、全て圧巻でした。2時間半ガッツリ楽しませていただきました。
とまぁ、感想はこれくらいにして。
シンゴジラの中ですごく気になったポイントは、「こんなに日本破壊されて、株価どーなっちゃうんだよ!」ということ。笑 投資をやってなかったら気にしなかっただろうけど、実際に資産を持っている身としてはどうしても着目してしまうのですよ。
というわけで今回、想像にはなりますがゴジラが日本に現れたら株式市場はどうなるのか?少し考えてみました。
暇つぶしにどうぞ!
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ゴジラによってもたらされる企業への影響
画像元:https://ciatr.jp/topics/270921
超巨大生物ゴジラの出現により、数々の建物やビルが破壊され、避難勧告により人は首都圏から離れます。そんな状況では、当然経済活動は不可能なので、企業にとっては下記影響が出てきます。
・企業活動が止まる(収益がなくなる)
・保有オフィスやモノ(資産)を喪失する
・社員がいなくなる
こんな状況、とんでもないですね…。
ちなみにシンゴジラの作中では、東京駅や丸ビル、新丸ビル、グラントウキョウノースタワー、KITTEなど、その他多くのオフィスビルが破壊されていました。
営業は停止し、資産も社員も失う。中小企業は吹き飛ぶだろうし、大企業であっても甚大なダメージです。
このゴジラによる被害を、ここではゴジラショックと呼ぶことにします。
災害データから見るゴジラショックによる株価推移
通常、企業の利益や資産が目減りした場合、株価が下がるのが一般的ですが、ゴジラショックの場合は果たしてどうなのだろう。
ここで、参考データとして日本における過去災害時の株価推移を見てみます。
規模にもよりますが、大きな災害ではやはり株価は大きく下落しています。災害発生から120日後の下落率は、阪神大震災で16.1%、東日本大震災で14.3%ですからね。傾向として、被害の大きさが明らかになるにつれて、株主の不安が悪化し、災害直後よりも値下がりしていくようです。
ゴジラショックに当てはめると、日本にゴジラが現れ、一定の被害が報告された段階で日本マーケットの株価が下がり始め、そして日に日に大きくなる被害に比例してさらに低下していくのかもしれませんね…。
しかし、株価の安いときこそ投資家にとっては買い時。倫理的には推奨されないかもですが、ゴジラショックで安くなった株を買い、復興後の値上がりを期待する!なんて作戦も考えつきます。
けれど今回は災害ではなくゴジラです。最強の生命体であるゴジラに対して、もしも政府がすぐに対処できず、長期に渡って破壊が続いていった場合、はたして株を買うことは有効な戦略なのか、次で考えてみます。
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ゴジラ対処が長期化した場合の株価は?
画像元:https://ciatr.jp/topics/270921
ゴジラを倒すまでに時間を要し、全国的に生活インフラや生産設備が第二次世界大戦レベルで破壊された場合はどうなるのだろう。国民が必要な物資が十分に得られない環境になったとしたら?
第二次世界後の日本では、甚大な被害のため、衣食住における国民の需要が供給をはるかに上回り、モノの値段が著しく上がりました。
ゴジラショックで同様なことが起き、急激な物価上昇、つまりハイパーインフレとなった場合、それは貨幣価値の急激な低下を意味します。100円の缶ジュースが1,000円になったら、貨幣価値は実質10分の1ですからね。
そうなると、ゴジラショック時に株を買い、仮に株価が上がってもインフレ分は損をします。(株価が2倍になってもインフレで物価も2倍になったら意味なし) インフレ以上の株価上昇も期待できるけれど、復興に伴いさらに物価が上昇するとしたら、それを株価が上回るのにはかなりの時間がかかりそうです。。
実際の戦後のデータにもありますが、戦後すぐ(1945年)の物価と株価を基準にしたとき、物価上昇率と株価上昇率が同程度になるまでには38年もかかったそうです。(しかもバブル経済の力を借りて!)
これがゴジラショック後にも当てはまるなら、株によるリターンを得るのは何十年も先になってしまう。あまり旨味は感じられないので、マーケット的には外国株にマネーが流れそうです。
まぁ為替の問題もあるし、戦後と比較しても各国の状況や関係性も異なるからわからないけど、少なくとも自分的には、不安定な日本株より外国株に資産を移すだろうなと。
まとめ
・ゴジラ出現により企業活動がストップし、ゴジラショックで大規模災害時同様に株価は下がる
・報道により被害の悪化が明らかになるにつれ、さらに値下がりは進む
・ゴジラ迎撃に時間を要すことになれば戦後レベルの物資不足・インフレが起き、相対的に株の価値も低下
・復興に伴い株価上昇が期待できるが、回復には長い年月がかかる可能性大
当たり前のことですが、ゴジラ対処の期間をどれだけ短くできるかが、その後の日本のマーケットを左右しますね!
シンゴジラでの国連の判断同様、日本に核爆弾を落としてゴジラを退治するみたいになったら、復興にはもっと時間がかかると思われます。けど、それだと各国から支援が得られるから、逆に復興が早まるのだろうか?
どっちにしろ、ゴジラショックに乗って利益を期待しようにも、値上がりするまでにはかなりの年数がかかりそうですね。みなさま、ゴジラが来たら自分も資産も、直ちに日本から避難させましょう。
以上、ただの妄想シミュレーションでした。
ゴジラは映画だからいいのであって、本当にきたら投資家は大ダメージですね。どうか永遠にゴジラが現れませんように。。
それでは!
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