先日読んだ記事のお話。
現在Amazonや楽天などの効果で、ネットショップでの買い物が増えていますよね。しかし、配達物全体のうち約2割が再配達になっていて、物流の無駄が指摘されているんだとか。
そのような背景を受け、政府は資金を投入し「オープン型宅配ボックス」の設置を計画しており、再配達をなくす取組みを行うとのことなんです。
確かに再配達にしてる!
過去の自分について思い返してみると、不在連絡票が届いていて再配達になっていることって結構あります。
ネットでよくモノを買いますが、日時を指定できないことって多いので、とりあえず注文してしまって、受け取れなければ再配達になっているで日時指定すればいいやって思ってしまうんですよね。(というか時間指定すると料金がかかったりするし)
しかも日時指定しても突発的な用事ができて出かけてしまうこともあるので、運送会社さんには本当にご迷惑をかけてる気がする…。すみません…。
こういうのって、おそらく自分だけじゃないと思います。そう考えると、確かに物流的には無駄なコストがかかってしまっているなと実感します。
記事には約2割が再配達されているって書いてあったけど、それを数に換算すると再配達されている荷物の数は7.4億個にも上るそうです。どんな数だ…。
さらに再配達を何回もしてしまう人だってきっといるし、想像よりも無駄は遥かに多いんじゃないかと。
ちなみにいま自分が住んでいるマンションには宅配ボックスがあります。以前の家にはなかったため、便利さをすごく実感しております。再配達もなくなるしモノも早く受け取れるし、本当にありがたい。
ただ、宅配ボックスがあるマンションって実は多くないんですよね。だからこそ、今回のような国の取組みがスタートするんだろうけど。
オープン型宅配ボックスって?
今回の記事によると、再配達を減らして物流の無駄をなくすため、オープン型宅配ボックスの設置を進めるとの記載がありました。
環境省と国土交通省が連携して、このオープン型宅配ボックス設置のために5億円の補助金を予算に組み込みんだそうです。
オープン型宅配ボックスとは、コンビニや駅、オフィスマンションなどに設置される、各物流会社が共用で利用できる宅配ボックスのこと。
みんなが利用する場所に設置されることで、ネット通販の利用者が希望の時間に荷物を受け取れる、そんな環境を作りが目的となります。
確かに駅やコンビニに宅配ボックスあったらすごく便利ですよね。ネットでポチッと注文し、最寄りの駅やコンビニのオープン宅配ボックスを指定。あとは後日、帰宅のときにボックスで荷物を受け取るだけ。うん、ムダがない。
オープン宅配ボックスなんてよく考えたものだ…!
Sponsored Link
引越先の条件に宅配ボックスを入れなくて済む
さて、引越しを検討している人の中には「絶対宅配ボックスがあるとこがいい!」というちょっとマニアックな条件の人もいるかもしれません。(便利ですからね)
しかしながら今回の国の取り組みで、近い将来オープン型宅配ボックスがどんどん新設されることが予想されます。補助の対象期間は2017年~2022年とのことなので、先5~6年内に次々と増えてくると思います。
余談ですが再配達がなくなると運送会社のコストが大幅に削減されるはずなので、利益が確保されますよね。物流関係の銘柄をお持ちの方はここから数年、価格が上がるかもしれませんよ。
まとめ
・ネット通販での再配達は全体の約2割、数にすると7.4億個もの配達が無駄になっている
・国はそれを受けてオープン型宅配ボックスの普及のため5億円の補助を決定
・今後5~6年内にコンビニや駅などで共用のオープン型宅配ボックスか増えていくことが見込まれる
普段何気なく見たり使ったりしているものにも、改善要素ってたくさんあるんですね。今回の取組みは絶対に便利だし効果的だと思うので、どんどん普及してほしいなと思います。
そしてユーザーである我々も、極力再配達は抑えるようにしましょう。
我々が無駄をなくせばその分企業に利益が出て、結果商品やサービスにそれが還元されるはずですからね。ユーザーとしても無駄をなくしていきたいところです。
それでは!
スポンサードリンク
関連記事