私が保有している投資信託のご紹介、今回はeMAXIS Slimバランス(8資産均等型)というファンドについてです。
インデックスファンドの中でこの銘柄は有名なので、既に知っている人も多いかもしれませんね。
これ、私にとってはかなり重要なファンドです。と言うのも毎月の積立の8割をこのeMAXIS Slimバランス(8資産均等型)購入に充てているのですよね…!
個人的な見解として、それだけ資金を注ぐだけの価値があると思っているファンドなので、その特徴をここでまとめてみたいと思います。
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eMAXIS Slimバランス(8資産均等型)とは?
eMAXIS Slimバランス(8資産均等型)とは三菱UFJ国際投信が運営する、日本を含む各国の株式、公社債、REIT(不動産投資信託)などの8種類の投資先にて運用を行うインデックスファンドです。下記のように、それぞれの投資先に12.5%ずつ投資をしています。
eMAXIS Slimシリーズは、業界最低水準のコストを目指したファンドブランドであり、他の投資信託と比べて各種コストが大幅に低いことが特徴です。今回のバランス型だけでなく、eMAXIS Slim国内株式インデックス、eMAXIS Slim先進国株式インデックスなど、いくつかの種類があります。
運用先を見てみる
具体的な運用先ですが、下記の通り8種類のマザーファンドを経由して運用が行われます。
※マザーファンドについてはこちらで説明しています。
東証一部上場株の指数であるTOPIXや先進国株指数のMSCIコクサイインデックス、新興国株指数のMSCI・エマージング・マーケットインデックスなど、有名な指数に連動している点は他のインデックス投信と変わらないですね。
しかし今回、東証REIT指数、S&P先進国REIT指数(インデックス)という指標は詳しく知らなかったので、個別に調べてみました。
まず、東証REIT指数というのは、東京証券取引所に上場している不動産投資信託全銘柄を対象にして算出した指数です。
過去10年間の動きを見てみましたが、2009年から現在にかけて、部分的には値動きが不安定なものの、全体的には上昇してきているみたいですね。(2009年のへこみはリーマンショックですね…。)
※引用元:楽天証券 東証REIT指数
そして、S&P先進国REIT指数は、(簡単に言うと)先進国で上場されている代表的なREITを対象に算出した指数です。
これも過去の値動きを見てみると東証REIT指数と値動きが似ていますが、数値を見ると2009年の底値から現在で約3倍近くまで回復しています。東証REIT指数は底値から約2倍の回復なので、海外不動産の方が値動きが大きく、ハイリスクハイリターンと言えそうな気がします。
※引用元:S&P 先進国 REIT指数
さて、このようなREITの指標も含め、世界各国、様々な投資先に資金を振り分けることで、リスク分散ができるのがこのファンドの1番のメリットだと言えます。
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運用成績
続いて運用成績です。2017年8月前半までの値動きは下記の通り。
基準価額と純資産額が順調に伸びていますね。よし、これは信頼のおけるファンドだ!…と言いたいところですが、eMAXIS Slimバランス(8資産均等型)は2017年5月に発売されたファンドのため、値動きを判断するにはまだ期間が足りないというのが本音です。
しかしこのeMAXIS Slimバランス(8資産均等型)は、SlimではないeMAXISバランス(8資産均等型)というファンドの低コストバージョンです。そのため、eMAXISバランス(8資産均等型)の値動きを見て判断できるのですね。
eMAXISバランス(8資産均等型)の設定以来の値動きは下記の通りで、基準価額と純資産額はしっかりと右肩上がりになっています。実はSlimを買う前はこのeMAXISバランスを保有していたので、そういった安心感もあってメインファンドにしているのです。
コスト面はどうか
eMAXIS Slimバランス(8資産均等型)の各種コストは下記となります。
信託報酬は0.2376%です。業界最低水準であることは間違いない割合ですね。以前私が保有していた、もともとのeMAXIS バランスの信託報酬が0.54%だったことを考えると、かなりコストを重視したファンドだと言えます。
まとめ
eMAXIS Slimバランス(8資産均等型)は業界最低水準の低コストで、世界各国の様々な資産に投資できる、非常にバランスが取れたファンドだと思います。そのため、しばらくはこのファンドをメインにして、毎月の積立投資を継続していく予定です。
よかったら銘柄選びの参考にしてみてね。
ではでは!
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