どうも、しにち(@yurukashi_yrks)です!

先日書いた「GAFA 四騎士が創り変えた世界」の記事の続きで、今回はアップル社についてのお話です。

こんにちは、しにち(@yurukashi_yrks)です!「GAFA」という言葉をご存知でしょうか。GAFAとは、Google(グーグル)、Apple(アップル)、Facebook(フェイスブック)...

 

GAFAとはGoogle(グーグル)、Apple(アップル)、Facebook(フェイスブック)、Amazon(アマゾン)をまとめた呼び方です。

 

その一角を担うアップルは、あのスティーブジョブズが作った世界的企業。CEOが現在のティムクックに変わってからも、アップルの好調は今もなお続いているのだよね。

彼が死んで同社の歴史的なイノベーションの連続は終わったが、ティム・クックのもとで、将来性や収益性、規模を計算した経営を行えるようになった。

その結果はバランスシートに見ることができる。利益が成功の証なら、2015年度のアップルは史上最も成功した企業である。この年のアップルの利益は534億ドルにのぼった。

出典:the four GAFA 四騎士が創り変えた世界

アップルの強みと言えば「革新的なテクノロジーが凝縮されたiPhoneだ!」というイメージが浮かびそうですよね。

しかし先日の記事でお伝えした通り、アップルの強みは高い技術力ではなく「圧倒的なブランド力」、そして「アップルストアの存在」が大きいと言われているようです。

そのあたり、今回はまとめていますよ。

 

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アップルの圧倒的なブランド力

画像元:https://iphone-q.com/2015/08/30/395

アップルとその他テクノロジー企業の大きな違いは、アップルは自社をテクノロジーの会社ではなく、ブランド品の会社だと自負している点です。

これまで「PCや携帯電話は専門的なもの」という位置づけでした。

しかしアップルは、自社のIT製品を「高級なぜいたく品」として売りはじめたのです。

アップルの現在の事業はテクノロジーではない。人々に製品、サービス、そして感情を販売することだ。それを買った人は神に近づき、もっと魅力的になれる。

(中略)近年のアップルがインスピレーションを得ているのはぜいたくな高級品業界である。アップルは希少性を追求して並外れた利益を得るようになった。

垢抜けないITハードウェア企業には逆立ちしても真似できないことだ。アップルのスマホ市場のシェアは、台数では14.5パーセントにすぎない。しかし全世界のスマホの利益の79パーセントを独占している。(2016年11月)

出典:the four GAFA 四騎士が創り変えた世界

iPhone所有率は14.5パーセントなのに、スマホ全体の約80パーセントの利益がアップルのものって、とんでもない化物企業ですよね…。

「クールでレアなiPhoneを持つことは1つのステータスであり、かっこいい人の象徴となる。」

このようなブランドを浸透させたことが、今のアップルの成功要因だと言われています。

また、ぜいたく品は価格が高くてもユーザーに選ばれるため、アップルは生産コストを低くした上で高価格販売が可能となりました。

iPhoneの販売台数が減っても莫大な利益を生み出すことができているのは、低コスト生産・高価格販売のカラクリがあるからなのですね。

ちなみに私の携帯はアンドロイドで、機種もコスパが良いとされるASUSを使っています。ブランドにあまり興味がない私のような人間は、アップルのターゲットではないということですw

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ブランドを浸透させたアップルストアの存在

画像元:https://iphone-mania.jp/news-42707/

高級ブランドの地位を確立するためには、「直営店がある」ことが1つの条件だと言われています。

実際、ルイ・ヴィトンやカルティエ、プラダなど、ファッション業界の高級ブランドもすべて直営店を持っていますからね。

「いやいや、人々の消費はネットに移行してるのでは?」という意見もありそうですが、実はネット販売に流れているのは中産階級の人々であって、富裕層はいまだ店舗での専門的な接客を利用しているのだといいます。

(余談ですが私の所属する会社もアナログにこだわり、他社がITを駆使する中、対面で質の高いサービスを提供しようという戦略をとっています…!)

アップルはそこに目をつけ、店舗を拡大し、手厚いサービスをすることで特別感、ぜいたく感を演出しました。

きらびやかな店舗の中で熱心なスタッフが親身に顧客を対応する。ガラス張りの店舗によって、その様子を道行く人も目にする。

この仕組みで顧客の心理は刺激され、アップルのブランド力と売上が上がっていくのですね。

アップルは現在19ヶ国に492店舗ものアップルストアを展開しています。この規模になると、他の企業が同じ戦略を打とうとしても、かなりの費用と時間がかかります。

つまり、他社が入れない高い参入障壁も築けているというわけです。

まとめ

以上、アップルの強みについてまとめてみました。

「GAFA 四騎士が創り変えた世界」では、筆者がアップルについてこう述べています。

アップルは過去最高の遺伝子を持ち、22世紀まで存続する可能性が四騎士(GAFA)の中でいちばん高いと私は思う。

頭に留めておいてほしい。四騎士の中で、少なくともいまの時点で、創業者と創業当時の経営陣がいなくなったあとでも好調を維持しているのはアップルだけなのだ。

出典:the four GAFA 四騎士が創り変えた世界

私も驚きましたが、GAFAの中でアップルが最も長生きすると予想されているのです。

ネット検索を押さえている点でグーグル優位かと思っていましたが、確立された高級ブランドというのはすさまじい強さを誇るのですね。

今後とも、アップルの動きはチェックしていきたいと思います。

 

 

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