はい、こんにちは。
そろそろ5月病が発動してきている気がします。なんとなくやる気がない状態。
いかんいかん、やる気を出さねば!と思うかといえばそんなことはなく、自分は自然とやる気が出るまで静観するタイプです。この状態は時間が解決するだろう!なんて、ゆったり待つスタンスですねw
ふと思ったのだけど、この考え方って実は色々なところで応用可能なんじゃないだろうか。というわけで、今回はそんな思ったことをつらつらと。
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現代人は時間軸にとらわれている?
冒頭に書いた5月病の状態は、GW明けなんかに起こると思います。まぁいわゆる休みボケですね。
「この5月病は今週中に治して、来週までには本調子に戻さないと…」
そう思う人がほとんどかと思いますが、この「~までには」という考え方のように、私たちは知らないうちに時間軸を意識しているものです。
例えば仕事、キャリアにおいても、
・半年以内には仕事を覚えていなければならない
・3年で一人前にならないと
・30歳までには自分のキャリアを定めなければ
といった、時間軸が意識された意見はよく聞きます。
「~までにはこうしなくちゃいけない。」この考え方は効果的で、確かに時間軸を意識することで、目標までの道のりを逆算でき、順を追って計画的に目標達成を目指すことができるわけです。
プロジェクト等に関わったことのある人は特に実感しているように、時間軸の意識、タイムスケジュールを立てることは、仕事を成功させるための必須要素なんですよね。
だからこそ、多くのビジネス本でも時間軸を意識することを善としているんだと思います。
時間軸による精神的ダメージ
さて、そんな成功の要素である時間軸の考えですが、これがときに精神的な負荷になり得るんじゃないだろうか。
どういうことかと言うと、時間軸に沿って理想像を設定すると、理想の状態になれていなかったとき、想像と現実のギャップに苦しんでしまうのでは、なんて思うのです。
例えば先ほどの仕事の意見について。
・半年後には仕事を覚えていなければならない
→半年経ってもまだまだ仕事が覚えられていなかったら…。
・3年で一人前にならないと
→3年立ってもまだまだ成半人前だったら…。
・30までには自分のキャリアを定めなければ
→30になっても進むべきキャリアが見えていなかったら…。
もしこんな状態になったら、思い描いてた理想との違いに、おそらく自分を責めたり、落ち込んだりしてしまう気がします。そうして、これまで頑張っていたことに自信を失い、やる気がなくなり、最悪の場合辞めてしまうという恐れもある…。
目標達成のために時間軸の考えは大事なのだけど、それによって気持ちが滅入ったり、物事を諦めてしまうリスクもあるんですよ。
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時間軸を取り払ってみよう
理想とのギャップで悩んだら、時間軸の概念を取り払ってみることがおすすめです。時間を意識しないことで、「いつまでにこうならなければ」という差し迫るストレスを感じずに済むます。
思い浮かべて欲しいのだけど、趣味でも勉強でも、自分のペースで着手しているときはすっごく楽しんでたのに、急にめちゃくちゃすごいやつが現れて、「早くそいつに勝て!」なんて言われたら、急につまらなくなったり、やる気が失せたりしてしまいませんか。
自分の設計した「理想像」が、まさにこの「すごいやつ」の役割をはたしてしまうのですよ。
目標を持つのは大事ですが、物事を楽しむためはそんな存在を無視して、自分のペースで進めた方が良いんです。
日々の仕事は相手がいることなので、どうしても納期や時間を意識しなければならないのだけど、やりたいことやキャリアなど、自分周りのことについては時間軸にとらわれなくても良いと思っています。その方が物事も長続きするしね。
自分に自信を失ったり、行き詰まったときは、時間軸という概念を取り払ってみると、活路が見えるかもしれませんよ。
それでは!
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