どうも、しにち(@yurukashi_yrks)です!

日本年金機構の運営しているねんきんネットにログインすると、自分の年金記録の確認が可能です。

今まで自分が払った国民年金や厚生年金の総額、将来の自分はどれくらいの年金がもらえそうか?という試算を見ることができるのだよね。

自分も思い立ってこの間登録してみたので、登録方法(簡単!)と所感についてまとめてみましたよ!(なんか最終的にちょっと暗い話になってしまった…。笑)

 

★お金の心配をなくす方法の一覧はこちら。

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ねんきんネットの登録方法

ねんきんネットへの登録方法はとても簡単でした!最低限の必要な情報としては自分の基礎年金番号のみです。

※基礎年金番号は年金手帳に載っていますが、会社に提出済で手元になかったり、紛失してしまったということであれば、会社の総務部に確認したり、ねんきんダイヤル年金事務所に再発行の問い合わせをして対応してくださいね。

 

1つ先に言っておくと、アクセスキーという「ねんきん定期便」に記載された17桁の番号がないとIDが即時発行されず、郵送でログインIDが通知されることになります。

★ねんきん定期便

画像元:https://www.nenkin.go.jp/n_net/registration/accesskey.html

 

その場合は登録後ユーザーIDの通知が書面で届くまでに数日~1週間程度かかるので、登録してすぐ閲覧できるわけではない点に注意が必要です。(自分はアクセスIDがわからなかったので郵送通知でした。。まぁ急がなかったので問題なしでしたが!)

 

ということで、まずはねんきんネットのホームページから新規登録を行います。最初に「ご利用登録はこちらから」をクリックします。

 

上で述べたように、アクセスキーがある方は左から、アクセスキーがわからないという方は右の「アクセスキーなし」を選択します。

 

このあと基礎年金番号と自分の情報を入力すれば終了です。簡単ですよね!

アクセスキーなしの場合IDは書面で通知されるので、ハガキが届くのを待ちましょう。ちなみにハガキはこんな感じで届きます。

 

これでユーザーIDがわかったので、自分で設定したパスワードと一緒に入力すれば、ねんきんネットへのログインが完了しますよ!

自分の年金記録と将来の年金試算をチェックしてみた

さて、早速ログインして自分のこれまでの年金記録と将来の年金試算を見てみました。

すると、今まで納めた年金額は3,497,783円で、将来このままのペースで保険料を納めていった場合、年金受取額は135,044円という結果でした。

 

★今まで納めた保険料

 

★年金見込額

 

社会人になってちょうど10年経つので、今まで350万円も払ったのかぁとしみじみ思いました。単純計算で毎月約3万円も払ってきたわけですからね。

またこれに所得税や住民税、そして消費税も払っているのだから、月の収入からどれだけ国に差し引かれてるんだよ!と感じます。生きるだけでもお金がかかりますね。。

将来の年金は絶対こんなにもらえない!

そして見てもらったとおり、このままのペースであれば65歳に約13.5万円支給されるという試算結果だったわけですが、まぁ普通に考えてこんなことはありえないですよね!

計算すると、自分の場合10年で350万円払っていますから、社会人1年目~64歳までのざっくり45年で350万×4.5=1,575万円の納付総額になるはずです。(あくまで試算ですが)

これを月13.5万円で割ると約116.5か月分となり、年数に換算すれば約9.7年に相当します。つまりこの試算でいくと、納付保険料の総額は9年半程度でペイできる計算になってしまいます。

 

もちろん年金機構は私たちの年金を運用によって増やしていますが、GPIF(年金積立金管理運用独立行政法人)によるとポートフォリオは下記の通りで、債券と株式が50%ずつ、安全かつ効率的な運用を目指して設計されています。

画像元:https://www.gpif.go.jp/gpif/portfolio.html

 

安全運用なので仮に運用利回りを3%で想定すると、毎月3万円の積み立てによって45年後は‭32,285,115円(約3,200万円)になる計算です。‬

こう考えると月13.5万の支給であれば約20年賄えるようになりますが、それでも65歳+20年=85歳までです。

これからの日本は少子高齢化と出生率低下によって若者が少なくなることに加え、長寿化によって人生100年時代が到来しようとしています。

現行の年金制度では、85歳から100歳までの15年間をカバーできないことが、個人レベルの年金試算でも想像できてしまうのですよね。

これが年金崩壊と言われる現実なのだな…と、ねんきんネットで具体的な金額を見て思ってしまいました。笑(いや笑えない…。)

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まとめ

以上、ねんきんネットの登録方法と自分の年金記録や将来試算についての所感でした!

ねんきんネットは便利ですけど、将来の年金試算についてはあてにしないほうがいいですね…。

人口構造や長寿化で明らかにこれまで通りの年金は支払われなくなるので、残念ですが期待するだけ損な気がしています。

既に年金支給開始年齢が70歳以降になることが示唆されていますので、近い将来そうなるでしょうね。また、どこかのタイミングで社会保険料の引き上げなど、何かしらの形で国民の負担が増えるのだと思います。。

「老後不安!!」と思ってしまいますが、事実は事実として受け止めて、今からできることを前向きにやっていくに限りますね!

というわけで、私は引き続きiDeCo資産運用、そして生活設計を工夫することで将来の備えをしていきたいと思います!

ここ最近使われるようになった下流老人という言葉。引退後というと、それまでの頑張りの対価として悠々自適な生活が待っていると想像しがちですが、近年ではそんな裕福...

 

それではまたー!

 

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