どうも、こんにちは。
このあいだ友人と話していたのだけど、世の中にはまだまだ専業主婦(主夫)志向の人は多いようです。
自分の周りにも結婚したらすぐ家庭に入りたいという意見の友人はいますし、しばらくは働くけど子供できたら家庭に入るつもり、という人も結構いる気がする。
価値観はそれぞれなのでそれが悪い選択とは言えないし、子供ができたら育児のために両親のどちらかが家庭に専念するというのは、教育上有効なのかもしれない。
しかし、こと金銭面や資産形成という観点においては、専業主婦(主夫)になることはオススメできない選択肢なのです。
まぁ普通に考えて1人分の生涯年収が消えるわけですから、そりゃ金銭的には減るに決まってるだろうとわかります。
が、具体的にどれくらいの損失になるか考えたことはあるでしょうか。すごいですよw
てなわけで、今回はそのへんのお話。
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Contents
専業主婦(主夫)により失う機会損失
資産の損失
では実際に見ていきましょう。
平均的なサラリーマンが生涯で稼ぐ年収はおよそ3億円と言われています。しかし既に時代は変わり、年収が右肩上がりにはならない低賃金時代です。いわゆる平均よりも、少し低めに見積もってみるとします。
例えば年収300万円で今後給料が変わらず、30歳で結婚して家庭に入ったとしたとしよう。定年までの残り35年間で得られる収入は300×35年=1億500万円です。
つまり、今後年収が変わらないと仮定したとしても、約1億円が家庭から消えるというわけ。1億円という資産があったら、税金で引かれるとは言え老後の蓄えてとしては充分ですよ。
では、さらにこれの例について、仮に投資をしていたと考えてみると損失はさらに膨らみます。
年収300万円を月収20万、ボーナス30万×2で分解し、これをすべて年利3%の投資信託や株に毎月積立投資をしたとします。(ボーナスは夏と冬で増額投資としますね)
すると、35年後には約1億8400万に膨れ上がることになります。(ここでも所得税がかかるけど、ここでは割愛)
つまり片方の収入だけで生活し、もう片方の収入をすべて貯蓄や投資に回せば、定年後には1億円以上の資産が作れるということです。
こうやって考えるとすごいよなぁ。
リスクヘッジがきかない
そして働き手が1人ということは、収入源が1つしかないため、有事に備えたリスクヘッジができないというのも機会損失です。
共働きであればどちらかが何かの理由で働けなくなっても、片方がカバーできます。でも1人の場合はいきなり収入0になってしまう。
そうなったらそのときに片方が働けばいい!と思うかもしれませんが、継続したキャリアが評価されるこの社会だと復職自体が難しそう…。(薬剤師とかの資格があれば別だけど)
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ストレスの少ない仕事で共働きをすることが資産形成の近道
自分が一番いいと思うのは共働きで資産を作っていくことです。
けど、それがわかっていても「やっぱり専業主婦(主夫)を選びたい!」という意見はありそうですよね。そしてその理由の1つとして、仕事から逃れたいというのがあると思う。
もしそうだとしたら、極力ストレスが少なくて済む仕事であればどうだろう。
そんな仕事であれば、子育てをしながらでも続けられるのではないだろうか。
そんな簡単にストレスが少ない仕事なんて見つからないと思うかもしれないけど、実は探してみると意外にあったりします。
人にはそれぞれ向き不向きや、ストレスを感じやすい職種や環境というのがあるので、まずはそれを理解すること。それを考慮した仕事選びをするだけで、改善できる場合が多いですよ。(ちなみにおすすめの転職エージェントはパソナキャリアなので、よければ見てみてね。)
自分が続けられる仕事を見つけ、夫婦共働きで資産を作っていく。そして福利の効果も味方につければ、将来大きな資産が形成されて、経済的に自由な生活が得られるはずです。これこそ、賢く資産を作るということだ!
まとめ
・専業主婦(主夫)になることは1億円の資産を失うことと等しい
・収入源が1つになり、1人が働けなくなったら収入が0になるリスクもある
・仕事を辞めるために専業主婦(主夫)になるのなら、ストレスのない仕事をして共働きで資産を作るべし
なんだか専業主婦(主夫)の人に怒られそうな記事になってしまったけど。笑 もちろん専業主婦(主夫)を否定したいわけではありません。
実際、子育てに専念するためだったり、充分に余裕があるからこそ家庭に入っているという人も多いですからね。
伝えたいのは、専業主婦(主夫)の形態が当たり前ではなくなっている、ということ。
何かの本の受け売りだけど、「世界一人件費の高い日本社会で専業主婦になるのは、究極の贅沢である」と言われています。旦那が稼いで妻が家庭に入るという時代は終わってしまったということですね。世知辛いけど。
そんな現代を嘆くのではなくて、今の時代に合わせて賢く前向きに生活することが大切ですよ。
ではでは!
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