最近では以前にも増して、書店に投資本が多く並ぶようになった気がします。
「3,000円投資生活」が流行ったように、個人が投資に関心を寄せている証拠なのかもですね。投資資金が増えれば企業の資金も潤い、きっと相場は上がるはず。
投資ブームは素晴らしいことです。
ところで、「これからは投資で資産を増やすぞ!積立投資スタートだ!」と意気込んでいるものの、積立投資を始めるベストな時期ってあるのか、と気になって動けない人もいるかもしれません。
私は決めたらすぐ動く派なので、最初はあまり深く考えないでテキトーに投資信託を購入したのだけど(よくわからないまま、いきなりブラジル国債の投信とか買いましたw)、周りからの相談でよく聞くのが、始める時期についてなのですよね。「積立とは言え、もちろん投資だし、始めたあとに値下がりしたら嫌。」といった意見が結構多いです。
というわけで、積立投資を始めるタイミングについて、まとめてみました。
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投信積立を始めるのに時期は関係ない
いきなり結論を伝えてしまいますが、積立投資では特に購入時期やタイミングを意識しなくても大丈夫です。
始めたいときが始め時!!です。(聞いたことあるフレーズ…)
でも、積立を始めた直後に相場が暴落したはどうなるのか?もちろん、価格は下がり、あなたの資産は目減りします。でも、それでいいのです。
理由は下記にてご説明。
ドルコスト平均法により価格は平準化される
積立投資の利点は、定期的な買い付けによって価格を平準化できるという点です。いわゆる、ドルコスト平均法ですね。
相場には波があるので、購入後の暴落リスクは避けられませんが、もし暴落して最初の数ヶ月資産が目減りしても、その間も積立投資によって、銘柄を購入し続けることになります。
そして、時間が経てばやがて価格は上がるはず。価格が上がったときに振り返ってみると、むしろ安いときにたくさん買えたことになるので、トータルで資産が増えていたりするわけですね。
つまり、暴落が起きても後から相場が上がれば、損は取り戻せるということ。積立投資の目的は長期的な資産形成にあるので、一時的なの価格減少は気にしなくてよいのです。
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時期よりも銘柄選びが重要
ただし、上記の話は長期的に相場が伸びることが前提です。
長期的な伸びが期待できない低質のファンドに投資してしまった場合は、長期間投資してもロスを取り戻せません。待っても待っても相場は上がらず、資産額は減り続けるばかり。。そんなの絶対避けたいですよね!
このように、実は積立投資の肝は銘柄選びにあると思っています。投資が成功するかどうかはポートフォリオで9割決まると言われるくらいですからね。
まとめ
以上、積立投資を始めるべきタイミングについてでした。
ある程度投資を続けると、損することに慣れてくるのだけど(嫌だけどねw)、始めたばかりの頃はやっぱり損を出したくないのが本音です。
その場合、ひとまず積立投資の設定をして、一定期間ほったらかしにしておく、なんて方法もありかもしれません。
積立投資は長期で行うもの。少しの損は許容しながら、長い目で資産を増やしていきましょう。
それでは!
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