不動産投資の漫画とな!?

 

投資の漫画と言えば三田紀房さんの「インベスターZ」が代表格。中学生が億単位のお金を運用する設定で、その目新しさやおもしろさで話題の漫画です。

 

しかし先日、Kindleでおもしろそうな本はないかと模索していたら、なんと不動産投資をテーマにした漫画を発見しました!

ただでさえ投資漫画なんて珍しいのに、不動産投資にテーマを絞った漫画なんてレアすぎるな!?と思ってポチっと衝動買いしてみましたよ。

「タカネの花」という漫画で、2巻完結のストーリーです。

 

 

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26歳で2億4千万の借金を背負った主人公と不動産投資のプロの物語

安部依子・26歳、年収500万の彼女が背負った借金……2億4千万円! 不幸のどん底に転落した依子に救いの手を差し伸べたのは、彼女イナイ暦36年の幸田寛一郎・36歳。彼が依子に語った3年で借金を完済する方法……それは、不動産投資! 「カネない女」と「モテない男」が繰広げる不動産投資ラブコメディー♪ 『不動産投資の破壊的成功法』の著者として知られる金森重樹が監修を担当。読めば目からウロコ間違い無しのコミックス!! 

参照:Amazon.co.jp 

 

26歳の依子が借金の保証人になり、2億4千万の借金を背負ってしまうところから物語がスタート。

もうだめだと思い橋から身を投げ出そうとしたとき、不動産投資のプロである幸田と出会います。

「たかが2億ちょっとの借金で死ぬなんて」と笑う幸田に最初は腹を立てつつも、「借金を3年で完済する方法がある」との話に依子は驚きを隠せません。

その後、幸田と行動することで「お金は働かせるもの」であると、依子は次第に実感していきます。お金とは何か、投資とは何かについて、さらに興味を抱くようになり、借金返済のため自ら不動産投資をはじめることを決意する…といった展開です。

 

このタカネの花、随所で「お金や投資の本質」を伝えながら進んでいく構成は、上記のインベスターZの感じに似ています。

ただ、インベスターZは人によって難しいと感じるかもしれないけれど、タカネの花はコメディ要素を含んだ内容になっているから、すごく読みやすいです。

不動産投資を教わる代わりに依子が幸田に恋愛指南をしたり、北海道の歓楽街で働く子に不動産を提供したりと、漫画としても普通に楽しい内容で、スラスラ読めてしまいます。絵もキレイだしね。

投資の基本的な考え方が学べる

タカネの花では、具体的な方法と言うより心得や考え方がメインに書かれているのだけど、「不動産投資ってそういう考え方があるんだ!」なんて、新しい気づきを得られました。

例えば、
・マンション区分買いと比較して一棟買いの方が意外とリスクが低い
・不動産投資は購入予定物件を担保に資金を借りられる錬金術
・チラシや広告に書いてある利回りには見えないコストが考慮されていない
・実は物件に良いも悪いもない

などなど。

私は投資信託での運用がメインで不動産投資はやっていないので、初めて知る内容が多く、勉強になりましたね。

また、不動産に限らず投資の基本的な考えも描かれているし、これから投資を考えている人にとっても、良いんじゃないかな。

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物件を「いかに価値あるものにするか」が大事

不動産投資では、「人気エリアで駅近でお店が近くて…」など、条件の良い物件を探すことが鉄則なんだと思っていました。

まぁそれはきっと正しいのだけど、世の中にある物件は限られていることもあって、良い立地の物件は業者や一部の人にしか情報が回らず、素人が手にすることはまずできないんだとか。

今回タカネの花で知ったのだけど、不動産投資の1つの方法として、相場よりも低い物件をいかに自分で価値ある物件にするかが大事なんですね。

例えば築年数が古くてボロボロな物件は、そのままでは誰も借り手がつかないけれど、オーナーとしてリフォームして綺麗な外観、オシャレな部屋にすれば、相場水準まで価値を高めることができる。

他には、風呂なし居住用物件をいっそのことオフィス用に貸し出したり…など、顧客のニーズをイメージして、自分で物件を作り上げるのが不動産投資の肝であり、楽しさだと言います。

「条件の良い物件をいかに見つけるか」が不動産投資だと思っていたけど、それだけじゃないんだなー。

今後もし不動産投資をする機会があったら、ぜひ参考にしよう。

まとめ

そんなわけで、不動産投資漫画「タカネの花」のご紹介でした。

繰り返しになるけど、絵もきれいでストーリーもほっこりする、良い作品でしたよ。衝動買いして正解だった。笑 投資を身近にするためにも、もっとこういう投資漫画が増えればいいのにな。

投資勉強のきっかけにする一冊としてもおすすめなので、良かったらぜひ読んでみてね。

ではまた!

 

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