今回読んだ本は京大卒ニートpha氏が書いた1冊「ひきこもらない」

 

pha氏は京大を卒業した後25歳で就職するも、働くことが嫌すぎて社内ニートになり、28歳でインターネットとプログラミングに出会ったことで会社を辞め、以降ふらふらして過ごしているという、世界一有名な(?)ニートです。

pha氏の本としては以前「持たない幸福論」を読んだことがありますが、その独特の考え方や生き方には、現代人が学ぶことが多いんじゃないか?と思いました。

 

今回の「ひきこもらない」もまた、人生をゆるく生きるための話が多くて、面白かったですよ。

印象的だったフレーズと共に思ったことをまとめてみたので、どうぞ。

 

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街中に居場所がもっとあればいい

まずは日本の街について。

pha氏いわく、海外に比べて日本は街の外で集まれるゆるい場所・空間が圧倒的に少ないとのこと。そしてそれは、日本特有の「空気」のせいではないか?という意見です。

日本だと電車の中で携帯電話で話してると白い目で見られるのに象徴されるような、「公共の場ではとにかく人に迷惑を掛けないように大人しくしなければならない」という空気の影響が強いように思う。

ヨーロッパとかだと電車の中で楽器を演奏する人とかもいるっていうし。日本のそういうところはちょっと窮屈だから、日本的な空気とか世間体とか同調圧力とかがもうちょっとだけ弱まって、もっと路上や公園などで座ったり喋ったりまったりできたらいいなと思うんだけど。

 

ヨーロッパって電車内で演奏したりするんだ。笑 私は旅行で東南アジアに行ったことがありますが、東南アジアもオープンスペースが結構あって、お店に入らなくても集まれる場所は多かった気がします。

日本では外で集まってわいわいやるなんて、花見とかじゃないとあまり見かけないよね。pha氏が言うように、もっと路上や公園で人の集まりがあってもおもしろいと思う。(場所によるか。笑)

日本人は公共の場では静かにするように教育されてきたけど、世界的に見ると意外とそれって珍しいのかな。

別にうるさくしろってわけじゃないけれど、「~~してはいけない」という雰囲気が、日本にある閉塞感の一要因になっているかもしれない。

過ごす場所を変えることで楽しく過ごせる

なんとなく毎日の生活に飽きてきたときとかに、ネットの旅行サイトでとにかく安いビジネスホテルを検索して、

「1泊4000円プラス交通費を出せば、行ったことのない街でぶらっと散歩したり適当に飯屋でごはんを食べたりしてからいつもと違う部屋の清潔なベッドでゆっくり眠って朝を迎えられるのか……」

と想像するだけで、なんだか解放感を覚えることができるのだ。要は僕がビジネスホテルでやっていることは普段家でやっている事と全く変わらない。

でもこれがいつもと違う場所だというだけでなんだかすごく楽しくて解放感がある。見てるものは同じはずなのにいつもと違う場所で見るインターネットはなんであんなに楽しいんだろうか。

普段はほとんど見ないテレビもビジネスホテルでは面白く見たりする。それは、外で弁当を食べたりお酒を飲んだりすると美味しいのと同じことなんだろうか。

 

同じことをするだけなのに、過ごす場所を変えるだけでいつもより楽しく感じられることってありますよね。なんだかワクワクするというか。

普段と違う道を歩いたり、泊まったことないホテルに泊まるだけでも、脳にとっては確かに刺激だし、十分に楽しめるわけです。

こういう風に、日常に少しの変化を加えることで楽しさを発見できるようになっておくといいですよね。無理にお金を払って旅行に行かなくても楽しめるわけだから、きっと人生が豊かになると思う。

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なぜ日本では普通から外れた人間が息苦しさを感じるのか

僕みたいにいい年してるくせに定職につかず家族も作らずふらふら生きているような人間は、日本社会の中では変に思われたり白い目で見られたりすることが多い。

そうしたいわゆる「普通」から外れた人間が息苦しさを感じる理由の一つは、日本社会が基本的に単一民族で、同じ人種ばかりが住んでて多様性が少ないせいだと思っている。

みんな見た目が同じだから、「みんな普通に同じようなことが当たり前にできるはずだ」みたいな思い込みを無意識に持ちやすくて、「普通」をみんなに押し付けるということが起こりやすいのではないだろうか。

 

普通から外れた人間が息苦しさを感じる理由は多様性がないからという意見、これはもっともだと思う。多様性があれば、人と自分が違っても違和感や嫌悪感を感じることもなく、色んな人や色んな生き方を互いに許容できる社会になりそうです。

上記でもあったけど、やっぱり日本は同調圧力が強いですよね。それが「みんなと同じように」精神を助長していて、働き方や生き方においても、人と違うことができなくなっているのかなと。

移民が増えることには賛否両論ありそうですが、個人的には多様化が広がる意味で賛成かなぁ。人と違うことが悪ではない世の中になったら、みんなもっと行動的になると思う!

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世界に画期的な変化なんてほとんど起こらない

大体世界に画期的な変化なんてほとんど起こらなくて、ほとんどは自分が少し世界の見方を変えることで何かが変わったような気がするだけだ。

人生なんていろいろあるようで結局そんなもので、狭い範囲を行ったり来たりしながら同じことを繰り返して、体力が余ったら適当に消耗させて、たまに気分を変えるために違うことをしてなんかちょっと新しいことをやった気分になって、そんなサイクルを何回も何回も何回も何回も繰り返しているうちに、そのうちお迎えが来て死ぬのだろう。まぁそんなもんでいいんじゃないだろうか。

 

例えば、「大学に行けば変わる」、「海外に行けば変わる」、「恋人ができたら変わる」…など、こうなったら変わる!と思いを馳せてみても、いざ叶えてみると特に何も変わっていなかった経験ってありますよね。

叶えても変わらないならキリがないじゃないか、というpha氏の考えはもはや悟りですw

 

ただ、これって「現状に満足する」という考え方なのかもしれないですね。

世間や仕事では成長を良しとしているし、「現状に満足するな、変化し続けろ」的な風潮が強いけれど、常に成長を求めると、現状に満足できなくなるから、幸せのハードルが上がり、「自分はまだ幸せじゃない」と無意識に感じてしまうんじゃないだろうか。なので私は「現状満足」という気持ちをいつも持つようにしています。

別に変化が起きなくても、幸せだしいいじゃん!と思えれば、変化することにプレッシャーを感じず、楽しく暮らせると思うのですよね。

人生なんて死ぬまでの暇つぶし

僕は極度に飽きっぽいので、3年後くらいにはまた別のことを考えて全く別のことを考えているかもしれないけれど。まあ別のことをしたくなったら、そうなってから考えればいいんじゃないだろうか。どうせ人生なんて死ぬまでの暇潰しなんだから。

 

人生なんて死ぬまでの暇つぶしなのだから、そうなってから考えればいい。

多くの人は計画的に行動することを善としているけど、pha氏のような生き方もあると知ると、気持ちが楽になりますよね。

なるようになるさって精神は私も好きで、なんだかんだそう思えている人が一番強い気がします。色々考える人は無駄なストレスも感じてしまうから、「そうなったら考えればいいさ!」って感じで生きてみてもいいんじゃなかろうか。

考えすぎでストレスを溜め込む人には是非参考にすると良さそうです。

まとめ

pha氏の考えは独特で偏っていることもあるけど、なんだか気持ちが楽になりますね。

世の中色んな考えがある、世間の価値観に囚われなくていいんだと思える本でした。

疲れたとき、考えが凝り固まったときに是非読んでみてください。

ではでは!

 

 

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