どうも、しにち(@yurukashi_yrks)です!
投資を初めてもうすぐ2年が経とうとしています。
まだまだ運用益は微々たるものだけど、この違いが数十年後に大きな差になって返ってくるはず。これからもせっせと運用してまいりますよ。
今回はまだ投資をしていない人のために、投資信託積立で運用をスタートさせる方法をまとめてみたいと思います。
将来への取り組みって腰が重くてなかなか始められないんですよね。特にお金のことになると難しそうと抵抗を感じる人も多そうだし。
最初は面倒ですが、資産運用は必ず自分にプラスとなるので、これを機に是非始めてみて欲しい!
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Contents
投資信託積立で資産運用を始めるためのステップ
投資信託積立での運用を始めるステップは、ざっくりと下記4ステップです。
・証券口座を開設する
・運用先の投資信託銘柄を選ぶ
・証券口座で毎月の積立設定をする
・コツコツと積立を継続する
1つ1つ説明していきますね。
証券口座を開設する
まずは投資信託を購入するために証券口座を開設する必要があります。
どの証券会社でも投資信託は買えるのですが、証券会社によって扱っている銘柄や手数料が異なります。そのため、取扱い銘柄も多く、コストの安いネット証券を使いましょう。
ネット証券もたくさんあり比較サイトも多く存在しますが、ここでは私がおすすめしたい3社をお伝えしておきます。
・SBI証券
ネット証券では抜群の知名度があるSBI証券。うちの家計資産はSBIで運用しております。特徴としては、まずファンドの取扱い数が抜群に多いです。(2016年9月現在で2414ファンド。他社は1000弱のところが多いのにすごいです。)
また手数料無料のノーロード投資信託も多く、手数料の安さも魅力のネット証券です。画面もシンプルでわかりやすい、安心のネット証券です。
・マネックス証券
うちは家計用と自分用で口座を分けていて、自分用の投資はマネックス証券を使っています。
マネックス証券の特徴は、NISA口座で投資信託を買う場合は手数料無料という点です。第三者評価機関の調査で、ネット証券使いやすさランキング1位を獲得したというのも信頼できる証。私はソニー銀行を使っているのだけど、ソニー銀行との連携も簡単にできて(自動ログインとかできる)確かに使いやすいですよ。
・セゾン投信
セゾン投信には「セゾン・バンガード・グローバルバランスファンド」「セゾン資産形成の達人ファンド」というコストも低く非常に運用成績が高いファンドが存在します。
この2つのファンドはセゾン投信でしか購入できないので、これらファンドを保有する目的だけでも開設しておいて損はないと思います。自分もこれから開設しようかなと検討中。
申し込みですが、案内通り申し込みページに進み、名前や生年月日、住所等の個人情報をwebにて入力し、本人確認書類を提出をします。情報や書類に問題なければ、後日自宅に郵送物が届き、中にログインIDやパスワードが入っているので、ログインができれば無事完了です。
運用先の投資信託銘柄を選ぶ
晴れて証券口座が開設できたら、次は自分が投資する投資信託の銘柄を決めます。
上記の通り、SBI証券なんかは2,400ものファンドがあるので、何も考えずに選び始めると頭がパンクします。笑 なので、初心者としてはまず投資の基本を押さえて、それに沿う投資信託を選ぶことをおすすめします。
簡単にまとめると、選ぶ基準は下記となります。
・分散投資する
・手数料がなるべく安いものにする
・毎月分配型は選ばない
・長期的に見て、できるだけ純資産額が伸びているものにする
分散投資する
「1つのかごに卵を盛るな」と言われるように、投資の世界では1つの銘柄だけに資金を投入するのはリスキーとされています。投資先を分散させた方が、仮に1つが暴落しても他で補えますからね。
どんな風に分散投資をすれば良いのかというと、スタンダードな方法としては「株式と債権を半々、国内と国外を半々の割合」が良いバランスと言われています。国内債券、国内株式、海外債券、海外株式、それぞれに投資している4種類のファンドをバランス良く持つイメージですね。
ちなみにうちは「eMAXIS Slimバランス(8資産均等型)」をメインに運用しています。これは国内・先進国・新興国の株や債券、REITに対して、均等に投資してくれるバランス型のファンドです。8方面に対し12.5%ずつ投資してくれるため、自動的に分散することができます。また、信託報酬が安い点も魅力の1つなのだよね。
※2018年現在では、毎月の積立銘柄をiFree S&P500インデックスとiFree外国株式インデックスに変更しています!
手数料がなるべく安いものにする
投資信託には購入手数料、信託報酬(管理・運用のための費用)、信託財産留保額(解約するときにかかる換金費用)といったコストがあります。これらは運用実績に関わらず発生するものなので、少ない方が絶対に良いです。
購入手数料がかからないものを「ノーロード投資信託」と呼びますが、まずはノーロード投資信託の中から、信託報酬、信託財産留保額が少ないものを選ぶべきです。
信託報酬の目安ですが、少なくとも0.5%未満のものを選びましょう。信託財産留保額は0.5%程度かかるものが多いですが、かからない投資信託もあるので、それが望ましいですよ。
長期積立てなら毎月分配型は選ばない
投資信託には毎月分配型という商品があります。これは、配当金を毎月現金で支給してくれる投資信託のこと。
毎月現金が振り込まれるので、不労所得として人気の商品ですが、長期の運用にはおすすめしません。なぜなら、分配するために毎月換金を行っているため、通常の投資信託に比べてコストが高いからです。
また、現金として受け取ってしまうと複利の効果が得られないので、お金を増やしにくいという面もある。毎月分配型は既に資産を持っていて、年金のように使いたい人向けの商品なので(それも好みによるけど)、毎月分配以外の銘柄を選びましょう。
※ただし、「お金に働いてもらう実感を得るために不労所得が欲しい」という場合は、購入してみても良いかもしれません。ここでは「長期で積み立てするなら」毎月分配型以外をおすすめしています。
長期的に見てできるだけ基準価格が伸びているものにする
投資信託は「基準価格」という指標で金額が示されます。これは1万口(投資信託の単位)あたりの資金額であり、投資信託の価値となります。
投資信託は「1万口=10,000円」でスタートするのですが、良い投資信託は着実に運用益を上げていき、数年スパンでみると右肩上がりになっているもの。しかし、悪い投資信託は波が激しかったり、基準価格が右肩に下がっています。そのため、長期的に見てできるだけ基準価格が伸びている投資信託を見つけてください。
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証券口座で毎月の積立設定をする
投資信託を選んだら、毎月自動で積立してくれる積立設定の登録をしましょう。
買いたい投資信託の画面で積立購入を選択し、毎月の購入金額を設定すれば完了です。(マネックス証券なら「積立プラン申込」、SBI証券なら「積立買付」ボタンがあります)私は毎月5万円ずつ積立購入をしています。
※下記はマネックス証券(ソニー銀行経由)の画面
毎月自分で直接買ってもいいのだけど、自動積立にしておく方が習慣化されるのでおすすめです。
それに直接購入となると、面倒でつい忘れてしまったり、「価格が下がってるから止めようかな…」なんて余計な雑念が邪魔をしかねません。投資信託での運用は長期保有が大前提。そのため、値下がりがあっても気にせず積立をすることが肝なので、機械的に行うくらいが丁度いいと思っています。
コツコツと積立を継続する
積立設定が完了すれば、あとは毎月コツコツと積立をしていくだけです。1度設定してしまえば、あとは驚くくらい何もしなくていいんですね。まさにほったらかし投資です。
目安ですが、10年は保有する気概で気長に運用していきましょう。投資信託は株やFXとは異なり、短期的に大きな利益は発生しません。3%〜5%くらいの利回りで、少しずつ増えて行く商品です。そのため、焦らずゆっくりと積立を行ってください。
定期的なメンテナンスとして、半年や1年に1回は投資信託の状態をチェックしてください。既述したように、値下がりしたとしても安易に解約せず投資を続けた方がいいのですが、保有銘柄よりも良い商品が登場したときや、ポートフォリオのバランスが崩れたとき等は、投信の買い替えや積立額の変更をしても良いと思います。
まとめ
最後にもう1度。投資信託積立をスタートする手順はこの通りです。
・証券口座を開設する
・運用先の投資信託銘柄を選ぶ
・証券口座で毎月の積立設定をする
・コツコツと積立を継続する
こんな風に、投資といってもすごく簡単にスタートすることができます。現金をただ眠らせておくのは勿体ないので、必要な生活資金以外は運用をし、お金に働いてもらうべきですよ。これを機に、是非投資ライフをスタートさせましょう!
今後は個別の銘柄なんかも調べて報告しますね。
ではでは!
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