ひらめいた!!
なんて瞬間を感じたこと、きっと一度はあると思います。
アイデアのひらめきはすごく重要で、1つのアイデアで事態が好転し、物事がうまく進んでいくことは少なくありません。
例えば、ずっと悩んでいたことが、1つのアイデアをきっかけに全く気にならなくなったり、解決の糸口が見つかったりなどなど。
「自分にとって1番良い選択肢はなんだろう?」
「どうやったらもっと日常が楽しくなるか?」
「今の生活のままでいいんだろうか?」
なんていう漠然とした悩みでも、ふとしたアイデアで行動力がわき、問題解決につながることは多いですからね。
仕事の場面だけじゃなく、日々の生活でも、良いアイデアは私達の手助けをしてくれるのです。
そして、様々な場面で問題解決の手助けをしてくれるアイデアですが、実はリラックスしている状態のときこそ、アイデアが浮かびやすいことがわかっています。
今回はそんな、リラックスとアイデアについてのお話です。
スポンサードリンク
お金の勉強をはじめるなら!無料の「お金の教養講座」開催中です。
関連記事
リラックス状態こそがアイデアを生みやすい
机やデスクに座って「うーん…」と頭をひねるよりも、散歩などをして刺激を与えたほうがアイデアはひらめきやすい、とよく言われます。
確かに座って考えているよりは、五感が刺激される状況に身を置いた方がアイデアは浮かぶと思います。
しかし、それよりもアイデアが思い浮かびやすいのはリラックスしている状態です。
MRI(画像診断装置)を使った脳のひらめきを解明する実験では、「ひらめいた!」と思ったときの脳の状態は、ぼーっとしているときの脳の状態とほとんど同じだったことがわかったそうです。
何の情報もインプットしていないのに、不思議ですよね!
ぼーっとしているときに脳は活性化している
普通に考えると、ぼーっとしているときよりも、たくさんの刺激を受けているときの方が、情報量という点でアイデアが浮かびそうだと感じます。
実はぼーっとしている状態というのは思考停止なわけではなく、デフォルトモード・ネットワークが活発に働いている状態にあります。
デフォルトモード・ネットワークとは「脳のスタンバイ状態」のことで、これが活発になると脳内で自分の経験や記憶が整理・統合され、様々なイメージが想起されていきます。
つまり、ぼーっとすることはデフォルトモード・ネットワークを活性化させ、情報が整理・統合されることから、イメージが浮かびやすくなるわけです。
たまに「何もせずにぼーっとして1日終わってしまった…。」なんて後悔するときがあるのだけど、そんな何もしない時間こそ脳にとっては重要であり、アイデアのひらめきに役立っているのですね…!
Sponsored Link
ひらめきたいときは創造性の4Bを利用する
ひらめきのために使える、創造性の4Bをご存じでしょうか。
創造性の4Bとは、アイデアがひらめきやすい4つの場所、Bathroom(お風呂)、Bus(バスなどでの移動中)、Bed(寝室)、Bar(お酒の場)を示しています。
これらの場所では何も考えず自然とリラックスしやすいため、アイデアが生まれやすいとされています。
実際、「物体は、その物体が押し出した水の重さに等しい浮力を受ける」というアルキメデスの法則は入浴中に発見されたと言われていて、その他多くの発見も創造性の4Bから生まれているのだとか。
確かに私もお風呂やサウナに入っているとき、記事ネタや次の取り組みのアイデアが浮かんだり、悩みごとの解消ができたりしてますからね!
まとめ
というわけで、アイデアを浮かびやすくするにはリラックスすると良い!というお話でした。
繰り返しになりますが、アイデアは必ずしもクリエイターや企画職の人だけに役立つわけではなく、私たちの日常の問題解決にも有効なのですよね。
何かに行き詰まったり、考えても答えが見つからないなんてときは、「創造性の4B」を思い出しリラックスしてみると、解決策が浮かぶかもしれませんよ!
よかったら参考にしてみてくださいね。
スポンサードリンク
関連記事