どうも、しにち(@yurukashi_yrks)です!
「賢く生きていきたい!」といった声はよく聞きますよね。
私自身もその点はモットーにしておりますが、そもそも賢く生きるとはどういうことなのでしょう?
今回は賢く生きるために必要な情報の取り入れ方について書いております。
漠然と情報収集している人にとっては、参考になる考えの1つかと思いますよ!
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DIKWモデルから考える情報の分類
先日本を読んで知った話で、情報工学ではDIKWモデルという考え方があります。
このモデルでは「私たちが知りえる情報は4つの種類に分類される」ことが示されています。
その4種類というのが、①データ、②情報、③知識、④知恵です。(※ここでは情報を狭義の意味で使っています。)
【DIKWモデル】
このDIKWモデルの通り、下の層にいくほどボリュームが多くなっていきます。
確かにデータや情報は世の中に溢れている膨大なものです。ヒトモノカネが動けばデータは増えるし、ニュースなどの情報は毎日更新されていますからね。
一方で知識や知恵というのは、本質的で普遍的なものに近しいです。
「日本の人口は減る」はほとんど変わらない情報ですし、ことわざや故事、偉人の格言などは、長年の歴史の中で培われた知恵であると言えます。
賢く生きるには知識や知恵を身につけよう
DIKWモデルからわかるように、データや情報の数は知識や知恵よりも膨大です。
毎日ニュースチェックをしている人は多いと思いますが、すべての項目に目を通すことは物理的にも脳のキャパシティ的にも不可能ですよね。
できる限りの時間や労力を使ってデータや情報を押さえたとしても、日々刻々と移り変わっていくので、またすぐに新しいインプットをしなければなりません。
人生は有限と考えると、自分にとって本当に必要なものだけを取り入れていきたいですよね。
しかし、日々移り変わるデータや情報と違って、本質的、普遍的である知識や知恵は相対的に量が少なく、長い期間使い続けることが可能です。
つまり、賢く生きたいのであれば、データや情報よりも知識や知恵を積極的に吸収すべきなのですね。
もちろんデータや情報も価値があるので、全く無視していいわけではありません。
ただ、もし人生において「賢くなりたい!」と考えているのなら、漠然と情報収集をするのはおすすめではありません。
「今自分が得ようとしているものは知識や知恵になるか?」という視点でインプットをしていくと良いと思います。
多くの場合、ニュースサイトやネットを見るよりは良書と呼ばれる本を読んだり、新しい人に会ったり、旅行をしたりするほうが、良質な知識や知恵が得られるはずです。
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知識は知恵に変換できる
また、知識があればそれを知恵に換えることが可能です。
例えば、以下は2019年の国連のデータで発表されているもので、変わらないであろう情報・知識です。
・先進国でもアメリカは2019年の約3.3億人から2050年は約3.8億人まで増える見込み。
・現在人口トップの中国も2019年の約14.3億人から2050年には14億人に減少し、インドに抜かれる予測。
これ自体ではまだ情報・知識のままですが、もしも自分が資産運用をしようとした場合、
・人口減になる国には投資すべきでない=日本や中国単体への投資は避けるべきではないか?
・先進国であっても人口が増えるアメリカや世界全体に投資したほうがリターンが見込めそうだ。
といった判断ができるわけです。
知恵へと変換できる意味でも、知識は持っておいて損はないわけですね!
まとめ
というわけで、今回は賢く生きるための情報の取り入れ方についてでした!
情報通も大事ですが、知識人になったほうが長期的に見て賢く人生を生きられると感じますね。
情報工学で語られるDIKWモデルって定義がおもしろい。私たちが知るものは下記に分類される。
・知恵
・知識
・情報
・データこのうち、データや情報は水物だからすぐに風化する一方で、知識や知恵は色褪せずに使える。つまりは、情報通よりも知識人になったほうが賢く生きられるってお話( ´ω` )
— しにち@運用好きの採用担当 (@yurukashi_yrks) August 25, 2019
DIKWモデル、よかったら参考にしてみてくださいね!
それではー!
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