どもども!
日々、 ゆるくかしこく生きていく情報を発信している当ブログです。ゆるくかしこく生活するために、投資は必須!ということで、 投資の勉強は継続して続けている私でございます。
投資信託のこういうイベントに参加したのって初めてだったんだけ ど、第一線で活躍している人の講演ってすごく面白かった。どんな感じだったか、この記事でちょっと紹介しますね。
Contents
会場は東京ミッドタウンホール
会場は六本木にある東京ミッドタウンの地下ホール。株式会社モーニングスターが主催する投資信託のイベントで、定員が2,000名という結構大規模なイベントです。
以下、ホームページより抜粋。
国内最大規模30社の運用会社が集結.。当イベントは株式会社SBI証券の協力により、特別講演やブース出展を行います。基調講演では、ワールドビジネスサテライトでもおなじみで東京大学名誉教授に就任された学習院大学国際社会科 学部教授の伊藤元重氏、国際ジャーナリストとして各種メディアでご活躍の蟹瀬誠一氏、当社代表取締役社長の朝倉智也が登壇します。運用会社出展ブースコー ナーでは、今注目の運用商品や金融サービスを、投資家の皆様にダイレクトで情報発信いたします。
結構な著名人が来るのね!ということで、わくわくして入場いたしました。そして会場の様子はこんな感じ。結構人が多かったんですが、やっぱり40〜50代の方が多かった印象です。
今回参加した講演
今回は以下の2つの講演を聞いてきました!
①マイナス金利にも負けない究極の分投資術
モーニングスター株式会社 代表取締役社長 朝倉 智也
②資産形成トークライブ 「インベスターZ」三田紀房×「三井住友アセット」宗正彰
モーニングスターは、私も投資情報を得るためにちょこちょこ見ています。やはり日本中の投資家に投資情報を発信している会社の代表だけあって、世界情勢について精通しており、とても興味深い話を聞けました。
また、漫画家の三田紀房さんについては「ドラゴン桜」や「エンゼルバンク」は読んだことあったので、元々好きな方でした。今回のトークライブでは、投信会社の方と一緒に、今年起きた出来事についてセッションしていまして、投資信託についての基本的な話や、まだまだ投資って浸透していないよね、なんて話があって、面白かったですよ。今書いている「インベスターZ」の宣伝もありきでしたがw
印象的だった話
色々と新しい話が聞けたのですが、中でも印象的な話を、ここでは3つほど。( 他の話はまた別の機会にでも記事にしようかな。)
国債の利回りは大幅に下がってる
マイナス金利の影響で、 いま国債の利回りは大きく低下しているようです。「てゆーかマイナス金利ってそもそもなによ?」 って思ったりする方もいるかもなので、 自分の整理も込めてちょっと説明してみます。
まず、マイナス金利とは。私たちは銀行にお金を預けますよね。 その預けたお金は銀行が保管して、 企業や個人に貸したりしてるわけなんですが、 その保管してるお金の一定割合を日本銀行に預けないといけないと いう決まりがあるんですね。(この一定比率を『準備率』 というみたい)
その日銀に預けているお金にも勿論利率があって、 これまではプラスで金利が設定されていた。
それがマイナス金利になったことで、各銀行が預けているお金は、 金利がマイナスに働くようになった。つまり、今まで何% か金利としてもらえていたお金が、今後は逆に、 日銀にお金を払わなければいけなくなってしまった、 ということなんですね。
じゃあなんで政府はマイナス金利を設定したのか?
それは、預けているお金にマイナスの金利がかかれば、 銀行は持っていることでお金を払いたくないから、 もっと企業に投資するだろう、 という予測があったからなんですね。
でも実際はどうなったか。銀行は企業には投資せず、 安全と言われる国債を大量に購入するという動きに出たんです。
結果どうなったかというと、国債が人気となり、 利率が下がってしまった。( 国債が人気でマーケットでの価格が上がってしまった。 例えばですが、 これまで100円で買って将来120円もらえるよという国債だっ たものが、値上げされて110円になったとしたら、 割高になってしまってますよね)
さて、説明が長くなりましてすみません。今回の講演では、 その先の説明がありました。
国債が人気となって、利率が下がってしまったため、 あまり旨味を感じなくなった投資家は、 次に社債を購入しようと考えたようです。そのため、 国債に続いて、社債の金利も下がってしまった。しかし、 金利が低くなっているにもかかわらず、未だに投資家の社債購入意欲は強い! という状況になってしまっているようです。
これは、 モーニングスター代表の朝倉さんの話だったのですが、 彼いわく、 投資家はそんな目先の社債なんて買ってる場合ではなく、 もっとマクロな視点で世界の未来ある産業に投資せよ! と言っておりました。詳しくは次に書きますね。
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世界で起きていること
さて。朝倉さんが言うには、 いま世界では面白い技術革新なベンチャーがどんどん出てきている らしいのです。
その先端を担う地域が、アメリカのシリコンバレー。そして、 インドのシリコンバレーと呼ばれるバンガロール。さらに、 今かなりの成長を遂げている企業、アリババの本拠地である、 中国の杭州市だと言います。
これらの地域で、新しいベンチャー企業、 サービスがバンバン出てきているらしいのです。
モノのインターネットと呼ばれるIoT、人工知能AI、 金融とテクノロジーを組合せたFin Tech。 革新的なセキュリティー性があるといわれるブロックチェーン。 主にこれらの分野で、 どんどん新しいサービスが生み出されてきているんだそう。
これらの分野だけでなく、 最近話題になっているAirbnbや、 一般の人がタクシー代わりに送り迎えをしてあげるサービスなど、 これまでにないものが世界でどんどん普及してきています。
しかし、日本では規制が厳しく、 上記のようなサービスが考え出されても、 機能していない例は多いんだそう。朝倉さんの言葉を借りると、 日本は機会損失をしていて、 世界に遅れをとっている状況なんです。
当たり前ですけど、私達は普段日本で生活していて、 基本日本のメディアからしか情報を得ることができていません。 世界では新しい動きがどんどん出てきている。 いずれ日本も影響を受けてくるだろうから、 これからなにが起きるのかを知るためにも、 情報を仕入れておいて損はないですよね。世界で起きている新しいサービスについて、 予め投資をしておくと良いのかもしれませんね。
2015年の世界のGDPシェア
さて。ここで少し数字的な話を。 世界のGDPのシェアを聞いたんですが、 2015年段階ではこのようなランキングになっています。
■2015年
[table id=7 /]
しかし2030年の予測では ラインナップが変わってくるようです。
■2030年予測
[table id=6 /]
どうでしょう。中国がアメリカを抜かして1位。そして上記でも書いたように、今優秀な人が集まり、新しいサービスの発祥となっているインドが3位に位置しています。また、 ロシアも成長してくるという予測が立っているようですね。(これはなんでなんだろう)
とにかく、 世界の構造はこれだけ変わると見立てられているということにとて もびっくりしました。
マクロな視点で分散投資することがやはり鉄則
さて、色々な話を聞いてきたんですが、やはり投資の鉄則は、 分散投資をすること。朝倉さんも講演の結びで そのように話をされていました。
世界は常に大きく変化している。 10年後20年後はどうなっているか、 誰にも正確に予測することはできない。
そうであれば、マクロな視点で、幅広く分散投資をしておくことが、リスクを減らし、資産を増やしていくための賢明な方法です。
分散投資の中の1つとして、 上記のような将来性のある革新的な分野にも分散をすること。 それが大事だと話していました。
実は自分としては、 これまで特定のテーマへの投資は避けてきてました。というのも、 たとえばライフサイエンスとか、ITとかに特化した商品って、 ブームが過ぎれば価格は下がるし、怖いと思っていたから。
けど、分散投資の中の1つとして組み入れるのであれば、 リスクヘッジができます。
まとめ
・国債の利回りは大幅に下がっている
・世界では新しいモノやサービスがどんどん出てきている
・2030年には世界のGDPの順位が大きく変わる
はじめての投信イベントだったけど、 これまで知らない情報がたくさん聞けて、率直に楽しかった!来年も開催するのなら、また来たいなーと思ったイベントでした。
他に聞いた情報なんかは、また別の機会にシェアしますね!
ではでは!
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