はいこんにちは、しにち(@yurukashi_yrks)です!
今回は転職系のお話です。
私のいまの本業はキャリアコンサルタントで、いわゆる転職エージェントになります。
企業担当をしていて、そこから採用ニーズをヒアリング(もしくは推測)し、適切な人材を提案するっていうのが仕事です。
かれこれ転職エージェントの仕事を前職の期間と合わせて約6年やっているのだけど、実は最近、これから先の仕事・働き方についてあらためて模索中なのですよね。
仕事自体は嫌いじゃないのですが、「この仕事をずっと続けるのってどうなの?」なんて考えておりまして。(たまにあるんですよね、そういう時期が…!)
そんな心境もある中ですが、転職エージェントのキャリアパスの1つに企業のリクルーター(採用担当)になるという方向性があります。
今回は自分の考えをまとめておく意味でも、転職エージェントからリクルーターになることについて、ちょっと書いていきますね。
違う仕事をしている人も「そんな世界があるんだなぁ」程度に読んでもらえたらと思います。
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Contents
これまでのキャリア
このブログの読者の方には既にお伝え済ですが、私はすでに過去2社ほど経験しています。(1社目はカード会社、2社目は中堅の転職エージェント)
これまでの転職・会社選びでは「自分の性格・適性に合うかどうか」をポイントにし、少しずつチューニングしてきました。
仕事をする中で「この業務、この働き方は自分には合わないな」って部分を捉え、転職することで自分の気質に合わない要素を取り除いていったイメージです。
具体的には、強固な縦社会や裁量のない環境から脱するべく1社目の財閥系企業を飛び出し、ある程度時間の余裕を持って働くために2社目を退職した、という経緯があります。
今回、なぜこのタイミングで将来の仕事・働き方について考え出したのかというと、「今後もこの仕事をずっと続けられるのか?」という不安が湧いてしまったからなのだよね。
今後も転職エージェントを続けられるか?
今なのですが、まず第一に昨年上司が変わり、かなりのマイクロマネジメントになってしまって、自分のペースで仕事ができなくなってきています…。
私の性格上、縛られると余計にモチベーションが下がりパフォーマンスが発揮できなくなるという面倒な特性があるので、全くもって合わないのですよね。。
「長い目で見れば上司の問題なんて一時のことだろう」とも思ったのですが、転職エージェントという仕事も営業なので、パフォーマンスが下がれば数字にも悪影響を及ぼし、 インセンティブ制のため収入にも響きます。
そもそも人材紹介の業界って労働集約型(モノがあるわけではないので、人が動かないと売上が上がらない)のビジネスであり、常に走り続けないといけない仕事ではあるのですよね。
これまでの3年半は比較的自由にやらせてもらえていて、個人的にうまく回っていたのだけど、今回のようにマイクロマネジメントで短期の売上を求められるやり方は、どうしても合わないなぁと感じているのです。
そしてこうなってくるとこの仕事の本質を考えさせられ、継続性についても不安になってきた、というわけです。
すごく簡単にいうと、「ゴリゴリの営業」に疲れてきたって心境です…!(本音)
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リクルーター(採用担当)の仕事
さて、話はもどりまして。転職エージェントからリクルーター(企業の採用担当)という職種にキャリアチェンジする例は意外とあります。
リクルーターとは企業の採用担当者です。新卒・中途で分かれていることもあり、採用セミナーをしたり、ポジションの募集を出したり、面接をアレンジしたりして、会社側で必要な採用を成功させることがミッションの仕事です。
採用は人事機能の1つなので、「企業の人事になれる」ってブランドは強く、エージェントの中でも1つの魅力的なキャリアパスとして語られたりします。私のまわりでもエージェントから企業の採用担当になった人はいますしね。
しかし人事というと聞こえはいいのですが、実際は人事と採用は別のキャリアであり、採用も毎年の採用数を確保するために数を追わなければならない仕事になります。
しかもエージェントと違ってバックオフィスになるので、採用が成功しても「やって当たり前」といった評価となり、「結構しんどい」といった話も聞きます。
企業の採用担当も厳しい世界のようなんですよね。
自分にとっての理想の働き方に照らし合わせてみる
以前記事にもしたのですが、ありがたいことに担当企業の方から採用担当にならないか?と誘われたことがあるのですよね。
しかし、上記の通り採用担当も大変な仕事ではあるため、正直今後の方向性に入れるべきか否か悩んでいるのが、最近の心境です。(ちなみに、前回のお誘いは外資系で超成果主義って点がネックで断っています。)
そもそも自分の考える理想としては、少なくとも自分の気質に合っている(苦じゃない)仕事に就きつつ、プライベートの時間で発信していくライフスタイルにしたいのです。
趣味も含めてプライベートで色々と取り組むためには、ある程度時間と気持ちの余裕が必要なので(特に後者が大事!)、ストレスフルな環境は避けないとアウトです。
この観点でいくと、エージェントとリクルーターのどっちが時間を作れて、自分にとってストレスが少ないか?にかかってきます。
リクルーターはおもしろそうではあるけど、社内の色んな部門責任者と日々やりとりしなきゃだし、その人と合わなかったらかなりしんどそう…とも思ったりします。
しかも、当然ですが採用数を維持できないといけないので、なかなか人が採れなければプレッシャーもかかるだろうし、遅い時間の面接とか、場合によっては土日にセミナー企画とかやらないといけなそうです。
ただ正直、リクルーターの働き方は「会社による」ところも大きいです。バリバリの外資系なんかは上記の働き方が当てはまるだろうけど、穏やかな社風の会社だとリクルーターでも働きやすいと聞きますからね。
エージェントである今は、少なくとも自分の裁量で時間の融通は利かせられています。
色々と書きましたが、リクルーターというキャリアをもしも選択するのなら、
・スピード感はどうか?短期間に採用数が多すぎたりで、難易度が高すぎないか?
・社内全体の働きやすさはどうか?サービス残業が常態化してないか?離職者は多くないか?
このあたりをクリアにする必要がありそうです。
個人的には細くても長く働ける環境がベストなんですけどね!
まとめ
というわけで、今回は転職エージェントから採用リクルーターにキャリアチェンジすべきか?について検討してみました。
少なくとも今の自分にとっては、自分の気質に合う環境かどうかを見極めない限り、リクルーターのキャリアを選択することはできないことを実感しました。
じゃあこのままエージェントを続けるか?と言われるとそれもわからない(というか多分いつか移る。笑)ので、リクルーターのキャリア含めて、他の選択肢(他製品の営業職とか)もありかなと考えています。
キャリアについては、とにもかくにも情報収集が第一です。
これから少しずつ調べていこうと思いますので、私のキャリア活動についても、またこの場でお伝えしていきますね。
ではまたー!
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