えええ!全ページ無料とな!?

 

どうも、しにち(@yurukashi_yrks)です。

遅ればせながら知ったのですが、キングコング西野さんの新書「新世界」が無料公開されてたんですね。最近知りました!!

 

確か以前も、自身が作った絵本(えんとつ町のプペル)を無料公開していたし、この人本当におもしろいことするなぁー!と今回も感心&感動してしまいました。

そして全ページ無料って…この機会に読むしかないでしょう!ということで一気読みいたしました!

 

毎回思うのだけど、西野さんって発想(着眼点かな?)がおもしろいし、行動力がありますよね。今回の「新世界」もそれを感じさせる一冊です。

というわけで、キングコング西野さんの「新世界」を読んで印象的だった部分をお伝えしますね。

すごいんだぞ、西野さん…!

 

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貯信時代の幕開け

この1年くらいの間で「貯信時代」という言葉がよく使われるようになった気がします。

貯信というのは信用を貯めること。つまり貯信時代とは、信用を貯めた人がメリットを得やすい時代ということですね。

現代、クラウドファンディングやオンラインサロンといった「個人の信用を換金する装置」が次から次へとポコポコ登場している。

信用さえあれば、お金が作れるようになってきた。

『信用持ち』は現代の錬金術師とも言える。

お金を貯めた人間ではなく、信用を貯めた人間があらゆるメリットを受け取れる時代が幕を開けた。

覚えておくといいよ。

貯信時代だ。

出典:新世界 西野 亮廣 KADOKAWA

 

西野さんは自身が手掛けた絵本に加え、今回の「新世界」も無料公開にしました。なんでわざわざ無料に?と普通なら感じますが、まさにこれらの行動は貯信に繋がっていると言えますよね。

「キンコン西野がまたおもしろいことを始めたぞ!」
「これからも西野さんは、おもしろいことや社会に有益なことをやってくれるだろう。」

西野さんが本を無料にしたり突飛なことをするほど、このようなイメージが浸透してファンが増えていきます。そして積み上げた信用は、次に彼が何かしようとしたときの支援に変わるわけです。

 

今までの世の中では個人が世間から信用を得ることや、逆に世間が個人を支援することは極めて困難でした。

でも今はネットやSNSで個人が発信でき、かつクラウドファンディングなどのプラットフォームで相互の支援が多様な方法で可能になっています。

信用によって物事が成し遂げられる時代。まさに貯信時代の到来ですね!

お金を出してくれる人に依存してはいけない

西野さんは昔、「キングコングのあるコトないコト」という名古屋のローカル番組を突然打ち切りにされた経験があるそうです。

同番組はスタッフの仲も良く、視聴率も高かったにもかかわらず、局の方針でドラマ枠になることが決定しバラエティは終了になったのだとか。

そしてこの経験から、お金を出してくれる人の気分によって、それに依存している人は振り回される事実を学んだのだといいます。

突然の番組打ち切りで、突然、仕事を失ったスタッフ。

そして、その時のボクときたら、

彼らや、彼らの家族を守ることができなかった。

夢ばっかり語って、仲間の一人も守れないなんてバカみたいじゃないか。

これはテレビの世界に限った話じゃない。

社会に出ると、こんなことだらけだ。

上の方針や、お金を出してくれる人の気分で、ボクらの人生は右へ左へ振り回される。

そこに自由なんて無いんだよ。

出典:新世界 西野 亮廣 KADOKAWA

 

「突然の打ち切り」は、会社における「突然の異動」や「リストラ」にも言い換えられると思います。私も以前から会社に依存してはいけないと思って行動していますが、さらにその気持ちが強くなったエピソードでした。

お金を出してくれる人(会社)に自分の人生を委ねていると、その人の気分で左右されかねません。だからこそ、他者に依存しない人生設計が必要になってくるのですよね。

こんにちは、しにち(@yurukashi_yrks)です!これからの時代、1つの会社に一生勤めることはほぼ不可能と言われており、会社に依存しないように生きていこう!と思って...

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ダイレクトにお客から支援される仕組みを作るべし

では、 お金を出してくれる人に依存しないためにはどうしたらいいのか。

西野さんは、「ダイレクト課金をおさえろ!」という解決策を示しています。

これは、自分がダイレクトにお客さんと繋がり、価値と対価を直接やりとりする仕組みを作ることです。

要は会社や事務所など、第三者に邪魔されない(搾取されない)よう、自分がダイレクトに顧客とやりとりするというわけですね。

この仕組みができれば、会社や事務所の方針で直接活動がストップになったり、仕事がなくなったりする心配はないですよね。自分がお客さんと良好な関係を築けてさえいれば、活動はずっと続けることが可能となります。

当時は「活動資金は、所属事務所やスポンサーが出してくれるもの」と信じきっていて、まさかウン百万円というお金を個人で集められるなんて思っちゃいなかった。

でもでも、よくよく考えてみたら、路上でシルクハットに投げ銭してもらっている芸人がそうじゃないか。

芸人が昔からやっていたことを、インターネット上でおこなっているのが「クラウドファンディング」だった。

もう事務所にお伺いを立てなくてもいい。

スポンサーのご機嫌をとらなくてもいい。

目の前にいるお客さんを、ただただ純粋に楽しませればいいんだ。それで生きていける時代に入った。

出典:新世界 西野 亮廣 KADOKAWA

 

以前紹介した「GAFA 四騎士が創り変えた世界」にも、GAFAの強さの1つは垂直統合(顧客と直で繋がれるビジネスモデル)だと書かれておりました。

こんにちは、しにち(@yurukashi_yrks)です!「GAFA」という言葉をご存知でしょうか。GAFAとは、Google(グーグル)、Apple(アップル)、Facebook(フェイスブック)...

 

サービスやシステムが複雑化している今の時代だからこそ、顧客と直接つながることがビジネスにおける鍵になっているのですね。

頑張るサイズは見極めが大事

さて、新しいことに次々挑戦する西野さんですが、そんな彼でも自分の頑張れるサイズは見極めるべきだとアドバイスしています。

でもね、

キミが頑張れるサイズは決して見誤っちゃダメだ。

少しぐらいの無理は必要だけど、

続かない無理はやめた方がいい。

身体が保っても、気持ちが保たない場合がある。

挑戦して、

毎日めいっぱい殴られて、

悲鳴をあげることもままならなくなって、

キミの気持ちが壊れそうになったら、

その時は、逃げるんだよ。

なりふりかまわず逃げるんだよ。

逃げた先で、次の一手を考えればいい。

生きてさえいれば、必ずまたチャンスは巡ってくる。

まずは自分を懸命に守れ。

話はそれからだ。

出典:新世界 西野 亮廣 KADOKAWA

 

私も自分の価値観として、何事もペースは大事だと思っています。

日々を充実させるために挑戦は重要です。しかし短期で自分に負荷をかけすぎると、志半ばで挫折することになりかねません。

そしてペースというのは自分の体力や精神、資金、時間によってそれぞれ異なります。

周りに流されず、自分のペースを見つけて、それに従って新たなことに挑戦していきたいですね。

どうも、しにち(@yurukashi_yrks)です!今回は「仕事からの逃げ」についてのお話です。「仕事から逃げちゃいけない」「やり切る前に転職しちゃいけない」といった呪縛...

まとめ

というわけで、キンコン西野さんの「新世界」で印象的だった箇所のお伝えでした!

冒頭でも書きましたが、やっぱり西野さんの着眼点はおもしろいです。

「文字はお金に似ている」話や、「人軸で地図を描いたときに地球の形は変わる」話(知っている人がいるなら、近場よりも遠いお店に行く)など、とても興味深い切り口で世の中を見ているなぁと感じました。

語りかけるような口調で読みやすく、1日でさらっと読めるので、よろしければぜひ手に取ってみてくださいね。

 

ではまた!

 

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