賢く生活するためには、無駄を省いてその分を自分のために使うべき。

 

このサイトでは日々その志向で色々な物事をご紹介しております。今回は生活に不可欠なお風呂にかかるお金についてのお話です。

特に冬場はあったかいお湯を多く利用するのでガス代の請求書を見てびっくり!ということも多いと思います。

ガス代って節約できるのかな?と思っていたのですが、先日親から「冬場は寒いから、お風呂を追いだきする方がガス代かかるよ」という話を耳にしました。つまり、どうやら追いだきをするよりもお湯を張った方が安くなるかもしれないとのこと。

 

なに!本当か!?

一度溜めた湯船を捨てるのがもったいないので、いつも追いだきをしてるのだけど、お湯を張った方が安いなら、湯船も綺麗になるし一石二鳥じゃん!なんて思いますよね。

そんなわけで、お湯張りと追いだき、どちらがお得なのかを例のごとく調べてみましたよ。

 

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ガス代は沸かすまでの時間に比例する

まず、なぜ冬場は追いだきをするとガス代が高くなってしまうのでしょうか。

実はガス代はお風呂が温かくなるまでの時間に比例して高くなっていきます。

 

電力比較サイトエネチェンジによると、一般的な浴槽では200リットル程度のお湯が入ると言います。このような一般的な浴槽で追いだきをすると、夏は32.6円、冬は91.7円がかかり、冬の方が夏の3倍程度ガス代がかかっているようです。

それならば、やはり冬場は追いだきよりもお湯張りをしたほうがお得なのか…?

お湯張りの料金と比較してみる

では、比較対象であるお湯張りの料金はいくらなのでしょうか。

追いだきとの差は水道代がある点と、ガスを使う時間が短い点ですよね。調べてみると、一般的な浴槽(200リットル)での水道代は約45.6円。ガス代は約79円かかるとのこと。合計すると、124.6円ということですね。

追いだきの方は先ほどの通り夏は32.6円、冬は91.7円です。

 

 

…ん?冬でも追いだきの91.7円の方が安いやん!!(爆)

家庭により浴槽の大きさやガス・水道の料金設定に多少の違いはあると思いますが、「冬場はお湯張りの方が追いだきよりもお得」とはどうやら言えなそうです。

結局冬だとしても、お湯を張るより追いだきした方が安いということなんですね。ちゃんと調べてよかった…。

では、お風呂での節約はできないのでしょうか。

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他にもあるお風呂での節約!

・お風呂のフタをする
東京ガスによると、お風呂を沸かす際や入浴後にふたをするようにすると17.6㎥のガス代が節約できるとされています。節約額は年間2,418円です。

・節水シャワーヘッドをつける
シャワーヘッドを節水シャワーヘッドに変えてみましょう。

節水シャワーヘッドは通常のシャワーヘッドより穴の大きさや数を減らしているため、節水にもなり、使うお湯の量も少なくなるためガス代の節約ができます。

・シャワーを使う時間を短くする
17分間のシャワーと200リットルの浴槽にお湯を張るときの料金は同じだと言います。湯船につかるならシャワーを浴びる時間を極力短くするとその分ガス代、水道代が節約できるわけですね。

ストレスになるくらいなら意識しなくていい!

さて、ここでこれまでの話を全部ひっくり返すような意見ですが、お風呂での節約が自分のストレスになるようであればしない方が良いと思います。

お風呂は毎日入るものですし、人によってはリラックスすることができる大切な時間です。考え方によっては自己投資の時間と言ってもいいと思います。

節約とは「省けるものを全て省く」ということではなく、「無駄をなくす」ことであり、特に固定費の見直しが効果的です。極論、お風呂での節約をいくらしたところで、毎月の家賃や飲み代、タバコ代などが多くかかっているのであれば、節約分など一瞬で消え去ってしまいます。

お風呂の時間を大切にしていたり、細かく管理するのが面倒!という人はいつものままでいいと思いますよ。

まとめ

・ガス代は時間に比例するため、夏は32.6円、冬は91.7円と約3倍違う
・お湯張りは124.6円かかるため、やはり追いだきの方が節約になる
・他にも節約の方法はあるため、ストレスになるならお風呂での節約はしない方が良い

 

結果的にやっぱり追いだきの方が安いということだったわけですが、節水シャワーなどその他の節約方法を知ることができたのは収穫だったかな。

ちょっとガス代や水道代を無駄にしているなぁと自覚がある方は、ストレスのない範囲で節約を試みてもいいかもしれませんね。よかったら参考にしてください。

ではでは!

 

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