こんにちは!

FP2級持ちで投資歴4年、毎月10万円以上を資産運用に回している、しにち(@yurukashi_yrks)です。

先日友人から、「お金の勉強のために読んでおくべき本って何かある?」という質問をもらいました。

世の中には無数のマネー本があり、毎月新刊が出版されていますが、自己啓発本と同様で結構当たりはずれがあるように思います。そこで今回は、私がこれまで読んだマネー本の中でもおもしろかった+ためになったという本を10冊ほどピックアップしてみました。

ちなみに自分的に読みやすい順に紹介していますので、これからマネー本を読むという人は、最初の方の本からチェックしてもらうと良いかもです!

 

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難しいことはわかりませんが、お金の増やし方を教えてください!/山崎元・大橋弘祐

まずはこれ。山崎元氏・大橋弘祐氏の本、「難しいことはわかりませんが、お金の増やし方を教えてください。」です。

投資未経験で何もわからない著者が、お金の専門家である経済評論家の山崎元氏に、お金の増やし方を教えてもらうという内容。インタビュアーが投資の素人なだけに、初心者にとって共感しやすく、「とにかくこうしなさい!」という具体的でシンプルなメッセージがわかりやすいです。

小難しい話はいいから、結局どうやって投資したらいいんだ!ってことを知るならこの1冊でOKだと思います。

 

幸せな小金持ちへの8つのステップ/本田健

「ユダヤ人大富豪の教え」などを執筆している作家、本田健氏の一冊です。こちらは専門書ではなく、お金に縛られないで豊かに生きるためのマインドについて、8つのステップに分けて紹介されています。

「有名にならなくても、大金持ちにならなくても、楽しく、幸せに生きることはできる」「幸せな小金持ちになるために、好きなことをしよう」というコンセプトには元気をもらえるし、投資やお金の取り組みについて前向きになれる内容です。

文章もとても読みやすいので、多分数時間で読めちゃうんじゃないかな。

 

寝ながら稼ぐ121の方法/ジェームス・スキナー

2017年に出版された、ジェームス・スキナー氏の一冊です。タイトルの通り、自分は直接働かず、寝ながら稼ぐ方法が121個紹介されています。

私も含め、いまサラリーマンとして働いている人は幼少期から「お金を稼ぐ=勤労による収入」といった価値観が根付いているので、それ以外の方法ってなかなか思い浮かばないのですよね。

自分が働くのではなく仕組みを作って収入を作り出す、つまり不労所得を作るにはどうしたら良いのか。そんな疑問に答えてくれる内容になっています。

 

預金バカ 賢い人は銀行預金をやめている/中野晴啓

セゾン投信の社長、中野晴啓氏が投資信託による資産運用の重要性を綴った一冊です。

少子高齢化で年金制度の破綻が目に見えているこれからの日本でも、投資信託によって将来の備えができると説明されており、「投資は怖い、貯金が一番安心」という価値観を良い意味で壊してくれます。投資信託のすごさがこの一冊で理解できるはずです。

前半は筆者がセゾン投信を立ち上げた経緯も書かれており、読み物としてもおもしろいですよ。

 

超ど素人がはじめる投資信託/20代怠け者

私もよく読んでいる怠け者の20代が投資やってみたブログを運営する20代怠け者さんが書いた投資信託の指南書です。

上記の「預金バカ」では投資の必要性や運用の方向性が書かれていますが、この本ではより具体的な専門用語や覚えておきたいルールなどが、わかりやすく記載されています。

タイトルに「超ど素人がはじめる」とあるように、これまで投資に触れたことのない人用に、図やイラストがたくさん使われている点も特徴です。投資信託で運用すると決めたら、バイブルとして手元に置いておくと良いかもです。

 

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インベスターZ/三田紀房

数少ない投資漫画である三田紀房氏のインベスターZは、個人的にもおすすめしたいところ。

同塾という進学校に入試トップで入学した中学1年生の財前孝史が、学校の運営資金を稼ぐため、巨額の資金を投資するという設定のこの漫画。投資を成功させるために主人公の財前が経済や世の中の仕組みを学び、理解していく物語は読者にとっても非常に勉強になります。

「投資家であれば善悪でなく損得でものを考えろ」
「株は法則でやれ」

など、名言がてんこ盛りです。普通漫画って万人ウケする理想が描かれますが、このインベスターZはお金や世の中の本質がストレートに書かれていて、一読の価値ありす。

 

経済ってそういうことだったのか会議/佐藤雅彦・竹中平蔵

こちらは佐藤雅彦氏、竹中平蔵氏、2人の有識者による対談集です。

具体的な投資方法ではなくて、経済の仕組みや「そもそもお金って何?どんな風に誕生したの?」という原理的なことがたくさん詰まっています。

投資をしていると専門用語を理解するために基本的な経済・金融知識が必要になってくるので、この本で基礎を学ぶというのはありだと思いますよ。

 

お金持ちになれる黄金の羽根の拾い方 知的人生設計のすすめ/橘玲

作家、橘玲氏の1冊です。世の中には多くの制度・法律がありますが、それらがあることによって歪みが生じることもあります。この本では、そんな制度・法律の歪みをうまく利用して得られるメリットを「黄金の羽根」と呼び、それを見つけて賢く生きていく術を紹介してくれています。

また、不動産購入や生命保険についての考え方にも納得感があり、私の資産運用の方針、価値観に大きな影響を与えてくれました。

内容は少し難しいですが、資産運用をする上で必読の書といっても過言ではありません。正直マネー本の中で、これが1番好きかも。

 

臆病者のための億万長者入門/橘玲

同じく橘玲氏が書いた本ですが、「黄金の羽根の拾い方」よりも、さらに資産運用に特化した内容の一冊です。

今まで当然のように考えてきたお金の論理を覆してくれることに加え、「実は誰でも億万長者になることができる」という事実を筋道立てて説明してくれる、黄金の羽根の拾い方と並ぶ良書です。

 

今すぐプライベートカンパニーを作りなさい!/石川貴康

最後は不動産投資家の石川貴康氏の書いたこの本です。

サラリーマンこそプライベートカンパニーを作って、お金を守ろう!という、これまでの本と比較するとかなり現実的な方法が紹介されています。

不動産投資をはじめ、自分でお金を稼ぐのなら税金の納付は免れません。しかし、プライベートカンパニーを作ることで節税ができ、各種制度を駆使することでさらに豊かになれる方法があるとこの本で知ることができました。

給与以外の収入がある前提での話にはなるのですが、将来的に自分で収入を得ようと思うのなら、読んでおいて損はないと思います。

 

まとめ

というわけで、私のおすすめマネー本10選でした!他にもいくつか紹介したい本もあったのだけど、まずはこれらの本を読んでおけば、基本的な知識は付けられるんじゃないかな。

とはいえ私も勉強中の身なので、まだまだこれからも貪欲に知識をしていきたいと思っています。

 

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