はい、こんにちは。
今回は投資信託の損益通算についての記事です。
今は特定の銘柄に積立投資をしている私ですが、投資を始めた当初に購入していたファンドがいくつか塩漬けになっております。
これらの資金を積立中のファンドに追加投入すべく解約を検討しているのですが、塩漬け中のファンドたちは利益があるものと損失があるもの、まちまちなんですよね。(ちなみにこれらはNISAではなく、普通の特定口座で管理してます)
そこで思ったのが、損益通算ってどうやって行われるの…?という点です。
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損益通算とは?
まず、そもそも損益通算について。
損益通算とは、複数ファンドの解約において利益と損失が混同しているとき、確定申告なしに自動的に税金の計算をしてくれる仕組みです。
例えば、投信の売却時に利益が出ている場合は、通常利益分の20%(正確には20.315%)が税金として取られます。(NISAの場合は0だけどね)
しかし一方で、別投信の売却でマイナスあり、それが利益分を上回るときには、トータルで利益はなかったわけなので、税金はとられません。
これが損益通算という仕組みです。
解約するにあたって気になる点
まず気になったのが、「本当に何もしなくても勝手にプラスとマイナスを計算してくれるの…?」ということ。
というのも昔、一部の不要なファンドを解約したことがあり(最初に買ったよくわからんブラジル国債とかねw)、その際の受け取り額は、税金分が引かれた後の金額でした。
このときは利益が出ただけだったので気にしなかったのですが、これから売却損が出るかもしれないのに受け取り時に税金が引かれるのなら、もし他に利益を上回る売却損があったとき、どのタイミングで返ってくるのだろう?と改めて思ったのですよ。
どこかの時期に一括で返ってくる?それとも何か手続きが必要なのか!?
などなど、謎は深まるばかりで。笑
損益通算があるので役所での確定申告は必要ないにせよ、証券会社で手続きしなければいけないのなら知っておかなければならないし、そもそも面倒くさい。。
一体どうなってるの!と思って、今回調べました。
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損益通算により自動的に税金分は還付される!
深まる謎を解決すべく調べたところ、ほっと一安心。
損益通算では1年間の損益は証券会社によって自動的に計算され、余計な税金を払っていた場合は口座に還付される仕組みだということがわかりました。
別段手続きなどは必要ないのですね!よかった!(歓喜)
ただし、還付されるタイミングは証券会社によって異なります。
例えばマネックス証券の場合や、SBI証券の場合は基本的に1月に還付され、ソニー銀行の場合は受け渡し日ベースでその年の損益が都度計算され、タイムリーに還付されるようです。(詳しくはそれぞれのHPで確認してみてね。)
ちなみに損益通算は1月~12月の1年間が対象ですが、1年に限らず3年間に渡って損益通算する方法もあります。
そのような年をまたいで損益通算する場合や、別口座間で損益通算をする際は確定申告が必要となります。
まとめ
投資において、特に投資信託は長期保有が前提の商品のため、意外と解約時のことって知らないんですよね。
とはいえ私のように、昔買った不要な銘柄を整理したいというときや、定期的に行うリバランスのときにため、解約周りの知識を知っておくと便利ですよ。
よかったら参考までに。
では、また!
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