どうも、しにち(@yurukashi_yrks)です!
前回の記事で、自分のストレスを理解すること、そしてそれに対するストレス解消法をたくさん持っておくとよい!という話をしました。
今回は自分のストレスを把握する方法として、 ストレスサーモメーターという方法をご紹介します。
簡単にできるし、カウンセリングの世界でもよく使われるテクニックのようなので、ぜひご参考くださいな!
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ストレスサーモメーターとは?
ストレスサーモメーターとは、自分の感じたストレスを10点満点で採点するというシンプルな方法です。
何の不安もない安心している状態を0点、これまで経験したことのない強いストレスを10点として、感覚値で毎回ストレスを採点していくのです。
「感覚値でいいのか…?もっと科学的な採点のほうがよいのでは!?」と感じるかもしれませんが、アメリカで行われた実験によると、より細かいストレス診断を行った場合とストレスサーモメーターで採点した場合で、結果はあまり変わらなかったそうです。
大まかなストレス度合いを把握するなら、感覚値だけでも十分なのですね。人間の感覚って本当すごいですよね。
このストレスサーモメーターの考え方を使い、ストレスを感じるたびに採点し、自分の中でのストレス情報を蓄積していきます。ある程度ボリュームができたとき、きっと自分のストレス耐性の傾向がわかると思います。
「自分は人間関係でストレスを感じることが多いな」「コントロールできない状況のときにイライラしやすいぞ」といった感じで自己理解が深まれば、ストレスサーモメーターは大成功です。
あとは自分にとってストレスレベルが高い事象をどう避けるか、ストレスを受けてしまったらどう解消するかを考えればいいわけですからね。
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大まかにでも自分のストレスを可視化することがストレス解消になる
ちなみにストレスサーモメーターはストレス理解のためのテクニックですが、採点すること自体にもストレス解消の効果があります。これは採点という可視化によって、心理的な安心感が芽生えるためです。
私たちは漠然とした悩みや、「わからない」状況に大きなストレスを感じる傾向があることがわかっています。終わりが見えない作業などをしんどいと感じるのは、そんな心理が影響しています。
感覚値とはいえ、ストレスサーモメーターでは自分のストレスを数値化させる取り組みです。「今回は6点のストレスだから、昔受けたストレスよりはマシだな。」など、具体的なイメージができるようになり、漠然とした悩みから解放されて安心感が生まれるのです。
このように、採点自体がストレス解消になる点もストレスサーモメーターの嬉しいところですよね!
まとめ
というわけで、今回はストレスを把握するためのストレスサーモメーターのご紹介でした。
かねてからお伝えしているように、私もストレスサーモメーターに似た方法で日々のストレスを数値化しております。(基本を5点にして変動をチェックしています。)
採点といってもあまり難しく考えず、ざっくりとした採点で問題ありません。ストレスを目に見えるようにすることや、大まかな傾向を把握するためのテクニックなので、ぜひ気軽に試してみてくださいね。
きっと効果がすぐに実感できると思いますよ。
それでは!
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