どうも、しにち(@yurukashi_yrks)です!
今年の目標の1つに読書を掲げています。
といってもそんなに高いハードルのものではなく、「月1冊(年間12冊)読むぞ!」というまぁゆるゆるの目標です。
読書目標を入れたのには理由がありまして、昨年7月に今の場所に引っ越してから会社までの通勤時間が短くなったのはいいんですが、それにより強制読書の時間がなくなってしまったのですよね。。
なので目標にでもしないと読書週間がなくなってしまうな・・と思い、今年は意識的に本を読むようにしているわけです。
ということで今回は、今年1冊目に読んだ本をご紹介。
タイトルは「一生「お金」を吸い寄せる富の方程式」という書籍です。

年末本屋をふらっと歩いていたところ「サイコロジー・オブ・マネーの著者絶賛!」という帯を目にして、即買いしてしまいました!
これ系のマネー本はいくつか読んできましたが、やはり洋書のほうが濃い内容が多い気がしております。
読んでみたところ、個人的にはマインドセットの部分で刺さった箇所が多かったので、抜粋しながら書評を書いていきますね!
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Contents
なぜ富を得ることが重要なのか
ではさっそく、自分が刺さった箇所をつらつらと紹介していきす。
経済的自立とは、どれくらい多く稼ぐかではなく、どれくらいの資産を保有し、” 自分は何があれば満足した人生を送れるか” を知ることによってもたらされる。
(中略)本書が読者に提案する目標は単純だ。経済的自立を得るとは、十分な「収入」ではなく、十分な「資産」を手に入れること。
はい、早速名言が書かれていました。
正直この本書の主張はこの一言に尽きると思います。
投資を長くやってる人は身に染みていると思いますが、「どれだけ稼ぐか」よりも「どれだけ資産を持てるか」のほうが、お金持ちになるには重要なんですよね。
自分の周りでも、超大手企業勤務の人や、若くして部長クラスになった人なんかがチラホラいて、彼らは年収1000万円~1500万円くらい稼いでるのですが、やっぱりその分生活水準が上がっていて貯蓄はあまりない・・ってケースは多いです。
このあたりってリテラシーや価値観にもよるのですが、やっぱり将来経済的自由を目指すなら、稼いだの分の一定額は資産形成に回したいですよね。
経済的自立によって仕事の位置づけが変わる
経済的自立を達成すれば、仕事は「それがなくては生きていけない救命用具」ではなく、「サーフボードのような楽しみの道具」になるからだ。仕事を取り巻くストレスは劇的に減る。
経済的自立を達成すれば、お金に関する不安が減り、自信が持てるようになる。
この自信は、仕事上での高パフォーマンスにつながる。仕事は恋愛と同じで、こちらが余裕を見せるほど、相手から求められるようになるものなのだ。」
次に刺さったのは、経済的自立による仕事の位置づけについて。
まさに自分が経済的自由を目指している理由は記載の通りでして、要は趣味として仕事を楽しめるようになりたいのですよね。(よく言う、ライスワークではなくライフワークにしたい、というやつです)
で、最後の一文が本当にそうだなぁと思ったんですが、確かに仕事って、こっちが余裕だと不思議とうまく回り始めるものなんですよね。
まだ自分は経済的自立を100%達成しているわけではないのですが、数年前に一定の資産が築けたとき「なんかもうそこまで稼がなくてもいいな」と思ったタイミングがありました。
で、そこからは肩の力を抜いて仕事してるんですが、振り返ってみるとその時期から会社から評価されたり、年収も少しずつですが増加できているので、やっぱり余裕って大事なんだなと感じます。
金融リテラシーより大切なもの
多くの人が多額の借金を抱えてしまう背景には、金融リテラシーの欠如と自制心の欠如の両方がある。
しかし、イギリスの消費者を対象にした調査によれば、「消費者の過剰債務を説明するうえで、金融リテラシーの欠如よりも、自制心の欠如のほうが大きな役割を果たしている」という。
本書は投資のノウハウも紹介されているのですが、一際力を入れて書かれているのが、この自制心の部分でした。
「金融リテラシーがあっても自制心がないと経済的自立は果たせないぞ!」というメッセージが印象深かったですね。
これはもう本当にその通りで、特に一般的な収入額の人が一資産築こうと思ったら、自制心が絶対に欠かせません。
さらになるべく若年のうちに資産を積み上げようとしたら、その分収入の多くを資産購入に充てなければならないのでなおさらです。
もはや自制心の有無が明暗を分けると言っても過言ではないと思います。
この自制心をどう身につけるかはすごく深いというか、一言では言い切れないのですが、「お金を使わずに楽しむ方法を見つける」というのは1つ効果的だと思っています。
そういえば自分も10年前に投資を始めた頃は、読書やサウナ、家飲みなんかの低コスト趣味を嗜みながら毎月粛々と入金していましたね。(めっちゃ楽しかったですよ!?笑)
良い暮らしをするなら夢を求めないほうが良い
残念ながら、あなたの本当の才能が、若い頃に抱く「やりたいこと」と一致するケースはほとんどない。
(中略)自分が当たり前のようにできることは大したことだと思わないが、自分にとって難しいことを誰かがやっているのを見ると、その才能に驚かされる。
だが、実際にはその誰かも自分にはできないことをあなたがしているのをみて驚いているはずだ。
(中略)情熱のカテゴリーで生計を立てるには、全体の上位0,1%に入る必要がある。
(中略)つまり、夢を追い求めないほうが、夢を追い求めるより何千倍もラクでいいくらしができる。そのほうが、経済的自立を目指すのもはるかに簡単だ、やりたいことは週末に楽しめばいい。
ちょっと投資の話とはずれますが、「夢を追うことよりも、自分の得意なことで生計を立てた方が効果と効率が良い」というお話ですね。
この意見はまさに投資家っぽいなぁと感じたのですが、自分も昔から同じ考えを持っているので、あらためて共感しました。
特に若いうちは「スケールが大きいこと」「かっこいい仕事」「人気な職業」などに夢を抱きがちです。
が、みんなが憧れる仕事というのは、その分倍率が高い(ライバルが多い)ですし、ハードルも高いんですよね。
なので、かなりハードゲームになる確率が高いですし、ジャンルによってはもはや無理ゲーになっているものもあると思います。(プロの世界とかね)
もちろん夢を抱くことは全く否定しませんが、仕事には「生計を立てるため」という目的もあるので、夢の実現と稼ぐことを一緒に考えない方がいいぞ、と言っているわけです。
仕事は夢にせず、自分の得意なことを仕事にして稼ぎを最大化し、経済的自立を目指す。夢は週末の趣味で良いではないか、ということですね。
自分は効果効率重視派なので、この考えに激しく同意しています!(我ながら夢がないわ・・w)
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まとめ
まだまだ付箋をつけた箇所はあったのですが、長くなるのでこのへんでw
というわけで、「一生「お金」を吸い寄せる富の方程式」のご紹介でした。
投資歴が長い人にとっては既知の内容も多いかと思いますが、あらためて初心を思い出す意味でも読んで損はない一冊かなと感じましたね。
投資歴がまだ浅い人にとっては、本質部分から説明してくれているので、バイブルになりえるかも!
また良書があったら随時紹介しますね!それでは!
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