どうも、しにち(@yurukashi_yrks)です!

米中貿易戦争の波が世界中に広がっています。GDP世界第一位と二位の争いですから、世界が影響を受けるのも当たり前ですよね…。。

さて、この米中貿易戦争の波ですが、日本の転職市場にも徐々に影響を与えています。

先日キャリアアドバイザーの友人も「米中貿易の影響で大手企業の求人がなくなってきている!」と話していたので、水面下では既に求人が減っているようです。

 

 

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製造業景気指数からみるメーカーの状況

製造業購買担当者景気指数(PMI)をご存知でしょうか。

これはメーカーの購買担当者の景況感を確認できる指標で、一般的に50を超えれば景況感の拡大を意味し、50未満になると悪化を示すと言われています。

※ちなみに予想より高い数値のときは日本円の買い材料、予想より低い数値は売り材料と解釈されています。

そんなPMIを見ると、年の2018年から指数は下降傾向であり、ここ最近は50未満で、結果についても市場予想を下回り続けています。

参照:https://jp.investing.com/economic-calendar/manufacturing-pmi-202

メーカーの購買担当者はその現場感から「景気は良くない。」と判断しているのですね。原因が明らかに、米中貿易戦争でしょう。

米中貿易戦争によってなぜ日本のメーカーにも悪影響があるのかというと、ポイントは自動車産業だと言われています。

中国における日本企業の現地生産規模を見ると、自動車産業は最大です。

そのため、米中貿易戦争によって中国経済が被害を受けると、その分日本の自動車メーカーもダメージを負います。(コストがかかるとか、生産力が下がるとか、中国内で売れなくなる、など)

さらに対米国についても、自動車産業は米国への輸出依存度が他産業に比べて高いため、米国の経済悪化もまた自動車メーカーの痛手となります。

国内最大の産業である自動車メーカーがピンチになれば、その影響は周辺の産業、特に部品メーカーや下請けに広がります。簡単にいうと、トヨタや本田、日産などと付き合いのあるすべての企業に悪影響が広がるということです。

まずはメーカーにダメージが来ますが、経済は繋がっているので、景気が悪くなれば他の産業の売上も悪くなっていきます。。

景気と採用は繋がっている

話は採用に戻りますが、景気が悪くなると採用を見直すのが企業の動きです。

今採用数を減らしているメーカーは、上記のような貿易不安から採用を見送っているものと思われます。(既に関税によって売上が悪化している企業もあるのでしょうね。)

今後さらなる追加関税が発動されたら、経済悪化は必須であり、採用への引き締めも強くなることが予想されます。

ただし、企業には採用計画というものがあり、通常は10月頃~年末年始にかけて来期の予算を作り始めます。逆にいうと、今年度の予算はもうとっているので、今年度分は予定通り採用するという企業も多いはずです。

もしも転職を考えているのなら、今年、ないしは今年度中に移ることをおすすめしたいですね。

※企業によっては売上確保のために今年度の計画を修正する場合もあるので(冒頭の友人の話は、まさにこういった企業のこと)、いずれにせよ移ると決めているなら早いほうがよさげです。

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まとめ

転職市場も需給で成り立っているので、いかに優秀な人でも時流的に採用されないことはあります。経済状況って、結構重要なファクターなのですよね。(私もリーマンショック直後の新卒入社だったので、その点は身に染みておりますw)

まぁ今回はリーマンショックほどではないにせよ、現に採用への影響が出てきているので、時期を意識して活動するといいと思います。

ご参考までに!

おまけ:私が利用した転職支援サービス

転職活動時、私はパソナキャリアtypeを利用していました。

大手の転職支援サービスは一通り登録したのですが、パソナとtypeのエージェントが一番親身に対応してくれて、案件の紹介数も多く幅があったのですよね。

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