どうも、しにち(@yurukashi_yrks)です!
会社依存から抜け出すために読むべき本!として、先日の記事で紹介した、「モバイルボヘミアン 旅するように働き、生きるには」を読了いたしました。
以前話題になった「ノマドライフ」を書いた方が著者の1人なのだけど、今はノマドワーカーではなく、モバイルボヘミアンという生き方を推奨しているようですね。
本のタイトルにもある「旅するように働いて生きる」のがモバイルボヘミアンという生き方であり、本書では今の時代に個人がモバイルボヘミアンとして働くメリットや、その方法について書かれておりました。
ここでは一部内容を抜粋して、モバイルボヘミアンとは具体的にどんな生き方で、ノマドとの違いはなんなのか?など、お伝えしますね。
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モバイルボヘミアンとノマドの違い
著者である本田氏と四角氏はともにハワイ、ニュージーランドを拠点に仕事をし、2人とも時間や場所に縛られない働き方を実現しています。
モバイルボヘミアンとは、場所に捉われず好きなことを仕事にする、2人のようなライフスタイルを指す言葉になります。
でも、この定義だとノマドワーカーと同じような気がしてきます。モバイルボヘミアンとノマドワーカーとの違いは何なのだろう。
著者の2人はこの点について、ノマドは言葉が一人歩きして、今では陳腐化してしまったと話しています。
数年前に流行った言葉に「ノマド」というものがある。
(中略)だが、その言葉は陳腐化してしまった。カフェで作業する人=ノマドワーカーというように、オフィスに行かずに働くというただそれだけの「小さな仕事のテクニック」のような話になってしまった。
(中略)ノマドワーカーを「どこにいても仕事ができる人」とするならば、モバイルボヘミアンはそこに加えて、「仕事とプライベートの境がなくなってきている状態」を指す。旅するように生き、だれにも縛られずに自由に生きていける、究極の生き方と言えるだろう。
引用:「モバイルボヘミアン 旅するように働き、生きるには」
なるほど、モバイルボヘミアンはノマドの定義に加え、「仕事とプライべートの垣根を持たずに働いている」という要素が加わったスタイルなわけですね。(最近よく聞く、「ワークアズライフ」にも似ていますね。)
確かにノマドワーカーって、からかいの言葉として使われたりしてますよね。カフェでPCを触っていると、「ノマドだねぇw」なんて言ってくる人いますから…。
これからはモバイルボヘミアンとして生きやすい時代
本書ではモバイルボヘミアンとして生きるため、自分自身をコンテンツとして、好きなことや趣味も仕事にして生きていくことを勧めています。
好きなことや趣味を仕事にできて、かつ時間や場所に捉われないとは、まさに理想の生き方です…!
が、やはり理想は理想。本田氏や四角氏のもとには、「そんな自由なライフスタイルって、限られた人だけの特権でしょ」といった声が多いようです。
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しかし、現代はモバイルボヘミアンとして生きやすい時代であると本書では書かれています。
その理由は、今の時代はテクノロジーによって、時間・場所・会社・収入源という4つの制約から解放されやすくなっているため。
想像するとわかる通り、iPhoneや様々なガジェット、アプリの登場で仕事の効率は劇的に向上し、時間の節約が可能になっています。
スカイプやGoogleハングアウトなどを用いれば、遠隔で会議ができるし、会社という箱に行く必要もありません。また、個人が稼げるプラットフォームも多いため、会社以外の収入源も確保できますよね。
このように、時間や場所、会社に捉われないモバイルボヘミアンを実現するための環境は整っているので、あとはどう行動するかが大事になってくるわけです。(この「どう行動するか」が1つのハードルなんだけれど…!)
モバイルボヘミアンになるためには発信力が不可欠
時間や場所に捉われず、会社に依存しないライフスタイルを実現するためには、個人としての発信力をつけることが不可欠であると主張されています。
加えて、ただ単に情報発信をするだけでなく、その人のオリジナリティが出るような発信をすることでファンがつき、いずれ収入に繋がってくると書かれています。
好きなことや趣味を仕事にしたいなら、それについての情報を発信し続ける。かつ、自分特有のオリジナルコンテンツであることを心掛けていく。
これができれば、この本に書かれているモバイルボヘミアンの生き方の実現に近づけるはずです。
まとめ
以上、モバイルボヘミアンについてのお話でした。
今回はかなり省略しましたが、「モバイルボヘミアン 旅するように働き、生きるには」では、個人がモバイルボヘミアンとして生きられるようになるまでの具体的な行動について、詳細に説明されています。
著者2人の実体験も書かれており、とても参考になりましたよ。
独立したい!という人だけでなく、会社への依存度を下げたいという人に関しても、一読の価値ありと感じましたので、よかったらぜひ手に取ってみてくださいね。
ではまた!
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