どうもこんにちは。

今ではキャリアアドバイザーをしている私ですが、もともとは大手金融企業に勤めていて、定期的にその時の同僚とお酒を飲む機会があります。

社会人としては9年目を迎えるので、今では私のように転職した人や、結婚して主婦になった人、留学してそのまま現地で働いている人なんかもチラホラ出てきてはいますが、やはり金融大手なのでほとんどの人が仕事を辞めず頑張っています。

一方で話を聞くと、本格的でないにせよ転職を視野に入れている人が多く、転職について色々と質問を受けるのだよね。

「資格ってやっぱり取っておいたほうがいいの?」
「何歳まで転職ってできるの?」
「給与アップは可能?」
「今何をして備えるべき?」などなど。

私は仕事柄、転職情報について毎日触れているけれど、やっぱり普通に働いていると転職市場の事情ってわからないよね。

なので今回は、転職を成功させるために覚えておきたいことについて、キャリアアドバイザー目線、そして自分の目線で書いてみました。すぐに転職を迫られていなくても、今のうちから心掛けておくと良いことなんかも書いていますよ。

 

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自分にとって重視したい要素は何かを把握する

というわけで転職を成功させるためにまず押さえておきたいのは、「仕事において自分の重視したい要素は何かを把握すること」です。

転職の成功と言うと、キャリアアップ(立場が上がる)や職種転換(営業からマーケティングなど)、年収アップなんかがよく挙げられるのだけど、何が成功かは人それぞれです。

例えば、事務業務が単調でつまらないといって営業職へ転職したら、今度は逆に忙しくなって、時間が取れず辛い状況になった…なんてことも起きえるわけです。

仕事は生活の一部である以上、プライベート、お金の問題、家族との時間、友人関係などをすべて繋げて考えるべきだと思っています。

自分にとって重視すべきなのは何なのかを押さえておけば転職の際に軸がぶれずに済むので、まずはその点を把握しておきたいところですね。

このあたりは前回の記事を参考にして欲しいのだけど、個人的には仕事の意義が感じられて、業務が苦痛に感じない仕事が良いと思いますよ。

人と違うことを経験しておく

次はスキル的な話です。

自分の重視したい要素を把握したとしても、転職は需要と供給なので企業にいらないと思われたら転職は実現できません。そのため、日ごろから転職市場における価値を上げておくことはとても有効です。

スキルというと英語力やビジネス資格がまず真っ先に思い浮かびますが(冒頭で書いたように、私の友人もそうでした。)、英語や資格はツールとして判断されるので、それら単体では意外と強みにならなかったりします。

(※補足:マネージャークラスになると、英語能力は必須です。特に外資系企業では、大手中小問わず本国とのコミュニケーションが求められるので、英語力ができないと選考通過が一気に難しくなります。)

では「強み」とは何か?をキャリアアドバイザー的に普通に答えるとするならば、業界での人脈や業務遂行能力の高さ、製品やサービスの企画・実行経験、業務統合、プロジェクトマネジメント、製品やシステムの開発経験など、顧客を連れてこれるor業績に繋がる高い能力を持っていることが強みに該当します。

 

しかし正直、能力が高い人間はやはり限られており、すべての人が到達できる領域かというと難しいですよね  。そのため、優れたスキル獲得を目指すのではなく、人とは異なったスキル・経験をしておくことがおすすめです。

古い体質の日系企業は相変わらず学歴や社歴を重視したエリートの採用が続いているものの、中小やベンチャーでは人々のサービスニーズの多様化に合わせ、幅広い経験やおもしろい経験、スキルを持っている人材を登用する動きがあります。

実際、新卒で就職せずに海外を回っていた経験が評価されてアジアでの企画営業としてメーカーに採用された例や、副業でAirbnbをやっていた人が外国人旅行者向けの新規事業企画でITサービス会社に採用された例がありましたからね。

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このように、企業の採用ニーズは着実に変わってきているので、既存のキャリアアップに捉われず、おもしろそうな業務を引き受けて希少価値を上げることが、将来転職のためのリスクヘッジになりえます。

余談ですがオリエンタルラジオのあっちゃんこと中田敦彦さんが同様の主張をされています。「優れるな、異なれ!」というメッセージを見て、転職市場でもまさに当てはまるなと共感したのを覚えています。

 

自分に必要な収入を計算しておく

続いて転職時の希望年収についてのお話。

よく「現年収以上で」という希望が多いのだけど、それなりの年収を求めるとなると選択肢も狭まるし、 給与が高い場合はその分求められる水準も高いので、プレッシャーの大きさや失敗したときの解雇リスクも伴います。

逆に年収に捉われなくなれば、その分選択肢が増えて求める環境を得やすくなるため、その意味でも自分にとって本当に必要な収入は計算しておくべきだと考えています。

最悪これくらいになっても生活できるな、というセーフティーラインがわかっていれば、お金のために無理して働く状況から逃れられるかもしれませんからね。

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人間関係は大事であると認識する

特に「今の業務がつまらないから転職したい」という人に伝えたいのだけど、今の職場に無いものだけでなく、あるものに目を向けてみると、意外な気づきがあるかもしれません。特に人間関係は仕事においてトップクラスに大事です。

今自分が平穏無事に業務ができているのは、良好な人間関係のおかげかもしれません。良い関係性でストレスなく仕事できるのは貴重なことなので、それを手放してまで転職するかどうかはよく検討した方が良いと思います。

業務がつまらないなら、自分で+αの取り組みをしてもいいし、本業以外で何かはじめてもいいわけですからね。(業務が苦痛!という場合は別ですが…。)

転職する場合においても、その会社の社風は大事です。「人間関係は人それぞれ。どこにいっても色々ありますから。」と割り切る人も多いですが、実際色々な企業を担当していると、その会社の全体としてのカラーって確実に存在するな、ということがわかります。

体育会系、スマートな人が多い、優しい人が多い、チャレンジを良しとするアグレッシブな社風、などなど、やっぱり大きな統一感はあるのですよ。

なので、会社選びの際には面接官のタイプや性格が自分に合いそうかとか、可能であれば選考とは別ルートでその会社の人と話してみたりして、感覚的でもいいので自分の性格とのマッチングを判断してみてほしいですね。

企業規模にこだわらなくてよい

大手は安泰!という考えはいまだに根強く残っていると感じます。

なんだかんだで大手は安定していると考えて、中小企業ではなく大手ばかり受ける人に伝えたいのは、大事なのは企業規模ではないという点。

既に書きましたが、まず大事なのは自分にとって何が重視すべきポイントなのかですし、色々な経験ができるという意味では、規模が小さい会社の方が良いです。

たくさんの仕事を任せてもらえて、裁量も大きいからタイムマネジメントもうまくなり判断力もつきます。

もちろん大手の良さもあって、事業規模が大きい仕事ができるとか、名だたる他の大手と仕事ができるといったダイナミックさがありますが、どうしてもスピード感に欠けてしまうのですよね。

ここからは個人的見解ですが、今後はインフラを大手が担い、新たなサービスを生み出すのは機動力のある中小企業やベンチャーが中心になると思うので、一概に大手が最高という時代ではなくなったと言えそうです。

スキルを誇張して入社しても良いことはない

そして注意点についてもお伝えすると、たまに採用面接でスキルを誇張する人がいるのですよね。

面接の場なので、自分をアピールするために多少の誇張は仕方ないと思うのだけれど、明らかな誇張や嘘は本当におすすめできません。

新卒で日本の会社なら、スキル不足は甘く見てもらえたり、教育期間として猶予が与えられるのですが、中途入社の場合、即戦力が期待されて採用されるので、入社して業務遂行ができなかった場合はプレッシャーにやられてしまったり、最悪の場合は解雇ということもありえます。(これは正当な理由になるので、法律違反ではないっていう…。)

転職するために自分をよく見せたい気持ちはわかりますが、後々苦しまないためにも、スキルや経験の誇張はしない方が得策ですよ。

まとめ

というわけで、キャリアアドバイザーとして、そして個人としても伝えたい、転職を成功させるための大事なことでした。

世の中には転職のノウハウや心得といったコンテンツが溢れていますが、月並みで今更な内容だったり、転職を煽るような内容が大量にあります。

まぁ転職支援の会社が出してるメディアの場合は仕方ないんだろうけど、本当は生の情報を知って、後悔のないキャリアを歩みたいですよね。

キャリアアドバイザーの仕事をしているけれど、正直転職がすべてじゃないと感じていて、 上にも書いた通り仕事は生活の一部でしかないわけです。

生活の幸福度は仕事、プライベート、お金、家族や友人との時間などで構成されているので、トータルで考えて、最適解を模索していくのが重要だと思っています。

良かったら参考までに!

 

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