電車やテレビでは、転職についてのCMや広告をよく見ると思います。

今は比較的好景気ということもあり、それだけ企業からの求人ニーズがあるということですね。

転職活動するにあたっては、求人サイトを見たり、自分で企業のホームページを見たりしている人が多いと思いますが、やはり活用したいのは転職エージェントです。実際に転職のプロに相談して、二人三脚で転職をサポートしてくれるサービスですが、もうかなり一般化していますよね。

さて、そんな私もまさにエージェントの仕事をしているわけですが、実はエージェントの利用について、知っておいたほうがいいポイントがあったりします。

なのでここでは、エージェントを使う上で心がけておくといいポイントをまとめてみましたので、参考までにご覧ください。

 

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意外に素人が多い

実は人材業界って、とても人の動きが激しい業界です。(既にイメージあるかもですね) なので会社としても人材の確保が必須であり、通年で採用をしている会社も多く、そのために未経験でエージェントになる人もまた多いのです。つまり、経験の浅いエージェントが自分の担当になることも多々あるということなのですね。

人柄がしっかりいているならまだしも、人柄も悪く業界の知識もない人にあれこれ言われるのは、利用する側からすると避けたいところです。そのため、最初の段階で「このエージェントはきちんとアドバイスしてくれる人だろうか?」と、こちらから見定めることが大切です。

とは言え、あまり詳しくなくてもしっかりサポートしてくれたり、知識のなさを行動や求人の多さでカバーしてくれたりしてくれるエージェントもいるので、経験だけでなくその人の人物判断をする、といったスタンスでいいと思います。

もしも相手が自分と合わなければ、担当変更を依頼するか、別会社のエージェントの利用も検討してみてくださいね。

誠実に対応した方が良い

ビジネスモデルを考えれば、エージェントにとっての顧客は転職希望者ではなく、求人をもらう企業です。そのため、実は転職希望者とは比較的対等な立場をとりたいと考えています。(勿論サービス業なので、対応はしっかりしますが)

「こっちは客だぞ!」という態度の人がごくたまにいるのですが、転職希望者が失礼な発言や変な態度をとると、エージェントもその人にサポートしたくなくなる…心理としては想像できますよね。また内部で情報を共有しているため、悪印象は他のコンサルタントにも伝わり、案件の紹介が来なくなる可能性もあります。

逆に言うと、誠実で良い人ほどエージェントとしても応援したくなるものなので、エージェントには誠実な対応をしておいた方が無難ということですね。

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あまり正直に話しすぎるのも考えもの

相手がプロということで、色々と正直に話してしまうことってありますよね。

「ぶっちゃけお金だけもらえればいいです」「仕事にはそんな力入れたくないんですよね」なんて。

勿論ある程度はいいのですが、本音を伝えすぎると「この人はやる気ないし、面接に受からなそうだな」なんて思われて、あまりサポートをされなくなるなんてこともありえます。もちろん嘘もNGで、その時点でサポートしてもらえなくなる可能性があるので気をつけましょう。

また、人間性的にどうなの?と思われるような発言も避けた方がいいです。なぜなら、上記のように「この人は優秀な人か?」という観点で、エージェントの力の入れ具合が変わってくるためです。

エージェントも顧客企業あっての商売。顧客企業にとってマイナスになるような人を転職させることで、信頼を失うこともありえます。本音を伝えすぎると、この人はあまりサポートしない方がいいな…というレッテルを張られることもあるため、注意が必要です。

最終局面では相手の意見を鵜呑みにせず、自分の頭で考えること

エージェントも営業であり、自分の営業目標を持っています。そのため、無理やりにでも入社させようとする質の悪いエージェントも実は存在します。最終局面で無理に説得された場合は、あくまで客観的意見として捉え、その真偽を確かめた上で自分で考えることをおすすめします。

とはいえ情報を持ってるし、良いエージェントもいるので、そのような信頼できる人に出会えれば、親身に相談してもいいと思います!(※それでも上記スタンスは保った方がいいと思うけれど。)

まとめ

・エージェントにも意外に素人がいる。
・相手には誠実に対応した方が得。
・あまり正直に話しすぎないことも印象として大事。
・最終局面では自分の頭で考える事。

以上、エージェントを使う上で心がけるポイントでした。他の業界のいわゆるアドバイザーと同じで、エージェントにも良い悪いが存在します。利用する側としてもエージェントをしっかり見極めて、転職活動を成功させましょう!

ではでは!

 

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