どうも、しにち(@yurukashi_yrks)です!
先日書いた「GAFA 四騎士が創り変えた世界」の記事の続きで、今回はフェイスブック社についてです。
※GAFAとはGoogle(グーグル)、Apple(アップル)、Facebook(フェイスブック)、Amazon(アマゾン)をまとめた呼び方です。
マーク・ザッカーバーグがCEOを務めるフェイスブックは、今や世界的な企業となりました。
現在のサービスはフェイスブックをはじめ、インスタグラムやワッツアップなど広がりを見せており、約20億人のユーザー(世界人口の4分の1!)が利用しています。
規模の観点から見れば、フェイスブックは人類史上、最も成功しているもののひとつだ。
世界には中国人が14億人、カトリック教徒は13億人、そしてディズニーワールドで待つことに耐えている人が1700万人いる。
一方、フェイスブックは20億人の人々と意義深い関係を持っている。
私たちユーザーにとって、フェイスブックのサービスは無料で使えるありがたいものですからね。 そもそも人間は社会的な生き物のため、人とのつながりがダイレクトに幸福度に繋がります。
繋がれれば嬉しいし、共感されればもっと嬉しい。 そんな人間の承認欲求をうまく刺激したことが、フェイスブックの爆発的な成長に結びついたのでしょうね。
さて、とはいえSNSサービスを提供する企業は他にも多く存在します。その中でフェイスブックが突出して成長しているのはなぜなのでしょう。
その要因は「規模とターゲティング能力」や「スピードと順応力」にあると言われています。
ここではその2点について、まとめておりますよ。
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規模とターゲティング能力がずば抜けている
前述の通り、フェイスブックには約20億人ものユーザーが存在します。
そこで巨大な学習エンジンによるデータ分析を行うことで、各個人へピンポイントなコンテンツや広告を届けることが可能となっています。
規模とターゲティング能力を併せ持っているメディア企業は、フェイスブックだけだ。
フェイスブックの18億6000万人のユーザーが自分のページをつくる。そこには何年分もの価値ある個人的なコンテンツが収められている。
広告主がある個人をターゲットにしたければ、フェイスブックがその人の行動に関連するデータを集めてくれている。
それがグーグルを上回る利点であり、フェイスブックがグーグルのマーケシェアを奪っている理由である。
広告主からすると、各個人へ効果的なアプローチができるプラットフォームにお金を投じたいのは当然ですよね。
確かにこの規模で個人の情報をこれだけ密に把握している企業はフェイスブックだけなので、広告収入が増大するのも頷けます。
記載の通り、グーグルにはない強みをフェイスブックは保有しているということです。あのグーグル様を凌駕する強みを持つなんて、フェイスブックすごいな!
「いいね!」150回で私たちの志向は把握される
ちなみに、適切なコンテンツ・広告配信を支えているのはフェイスブックの超優秀な巨大学習エンジンです。
私も驚いたのですが、そのユーザーの「いいね」150件がわかれば、フェイスブックは周りの友達やパートナーよりもその人のことを理解できると言われているようです。
さらに300件になると、自分自身より志向の理解が進むのだとか…。AIってすごいと同時におそろしいですね。。
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スピードと順応力という強み
加えてのフェイスブックの強みは、スピードとマーケットへの順応力が備わっていることだと言います。
フェイスブックがインスタグラムで成功した要因は、そのスピードとマーケットへの順応力にある。
新機軸を次々と生み出す能力は、他に類を見ない。うまくいくものもあれば失敗に終わるものもある。
新しい製品を生み出しては消すことで、フェイスブックは世界で最も革新的な企業になった。
IT企業にスピード感があるのは理解していたけれど、フェイスブックは中でも群を抜いてトライアンドエラーを繰り返しているのです。
思い返すと、ちょっと期間が立つと新機能が追加されたり、なくなったりしていますよね。
可能性があるものはすぐに試し、マーケット(ユーザーや企業)の反応が悪ければすぐに止めたり改善する。このサイクルが早いことが成長の要因ということです。
ユーザーの嗜好の移り変わりがすごく早い現代。逆に言うと、一度ユーザーから支持を得ても、油断してその状況にあぐらをかいていると、あっという間に他サービスに乗り換えられてしまうというわけです…。
IT業界が忙しいというのも納得ですね。
まとめ
というわけで、今回はフェイスブックの強みについてでした。
SNSにはネットワーク効果(人が集まれば集まるほど、さらに人が集まる)が働くので、世界の4分の1が利用するフェイスブックの地位はそう簡単に揺るがないと思います。
さらにフェイスブックはVR事業にも力を入れたりしているので、今後も新たな事業展開があるかもしれませんね!
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