こんにちは、しにち(@yurukashi_yrks)です!

先日、雑誌プレジデントで「ビンボーでも幸せな人は、なぜ幸せなのか?」という記事を読みました。

そこに書いてあった内容がとても印象的だったので、ちょっと紹介したいなと思います。

 

私も豊かに生活をするためにお金の勉強や取り組みをしているわけですが、そもそも豊かな生活とはなんだ?どうやって実現するんだ?という考え方が載っておりました。

知っておいて損はない内容でしたので、貧乏でも幸せになる方法について、今回はお伝えしていきますね。

 

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収入が増えるだけでは人は幸せになれない

そもそも、人の幸せ、つまり幸福度と年収にはどのような関係あるのでしょうか?

プリンストン大学名誉教授でノーベル経済学賞受賞者のダニエル・カーネマンの研究では、感情的幸福度は年収75,000ドルまでは比例して増大するが、それを超えると比例しなくなる」という研究結果が発表されています。

年収によって得られるのは生活満足度だけであり、幸福度をつくる一つの要素でしかないのだそうです。

ある程度の年収に達すると、基本的な生活には支障がなくなります。しかし、それ以上の年収は、生活満足度を上げることがあっても、幸福度にはあまり寄与しないようです。

ちなみに、アメリカ人は日本を含むアジア諸国の人より金銭欲が高い傾向にあるため、日本では年収500~600万程度が比例しなくなるラインに相当するとのこと。

つまり、500~600万円までは年収アップに応じて幸せを感じるけれど、それ以降は必ずしも年収アップで幸せになるわけではないということです

「年収1000万円がお金持ち」なんてイメージが昔からありますが、1000万円を手に入れたからといって幸せになるわけではないのですね。

どうも、しにち(@yurukashi_yrks)です!サラリーマンの憧れである大台、年収1,000万。自分は仕事柄色々な人と会うのですが、先日年収1,000万を稼ぐ優秀なビジネスマン...

お金がなくても幸せになるたった1つの方法は「非地位財」の追求!

経済学者のロバートフランクの定義では、周囲との比較で満足感を得るものを「地位財」、他人との相対比較とは関係なく幸せが感じられるものを「非地位財」と呼ぶそうです。

具体的には、

・地位財…所得や貯蓄、役職などの社会的地位、家や車などの物的財
・非地位財…健康、自由、愛情、良質な環境など

という感じですね。そして、この非地位財による幸福の方が地位財による幸福に比べて長続きすることがわかっているそうです。

では、どうしてみんな地位や年収とかにこだわるの?という疑問が出てきます。

記事によると、昔から人間は自然淘汰に勝ち残って進化してきたので、本能レベルで相対比較がある地位財に目を奪われてしまうそうです

しかし、現代社会では、生存競争にそこまで躍起になる必要はないので、「競争に打ち勝つこと」はそんなに重要ではないと言います。

確かにそうですよね。アフリカなどの途上国ならまだしも、日本ではセーフティラインも整っているし、様々な救済処置だって存在していますしね。

そのため、非地位財を追求することが、幸福をつかみ、豊かな暮らしをする近道ということです。

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人と比べず自分で幸せを定義すべし

非地位財をいかに多く持つかが幸福度に繋がるという話には、とても共感しました。

以前、個人で会社をしている方と会ったときの記事にも載せたのですが、豊かさの実現には、「人と比べないこと」「自分の幸せを自分で定義すること」が大切です。

先日、ご自身で輸入雑貨を営んでいる知り合いの社長さんと飲んできました。いつも自分が思ってることを話して意見をもらったり、会社のことなんかを話してもらったりし...

 

仮に収入が低くても、非地位財産を多く持ち、人と比べず、自分たちの幸せとは何かを理解して生活することで、高い幸福感を感じることができるということですね。

 

少額でも収入の一部を貯蓄に回していくと良い

さて、とはいえお金の蓄えがあればその分ありがたいですよね。

非地位財産を築きながらも、資産形成をしていくことは大切です。今はお金がなくても、コツコツと長期で積立をすれば、将来的にまとまった資産を作ることができます。

「将来のために何かしている」と思えることは、心理的に気持ちを前向きにしてくれる効果があります。

別の記事でも語っておりますが、月に5,000円~など少しずつでも資産運用をすることで、ただ貯金をする場合と比べ10年後、20年後に大きな差がついてきます。

ちなみに私は投資信託で資産運用を行っています。投資信託の始め方は下記記事でまとめているので、よろしければ参考にしてみてくださいね。

どうも、しにち(@yurukashi_yrks)です!投資を初めてもうすぐ2年が経とうとしています。まだまだ運用益は微々たるものだけど、この違いが数十年後に大きな差になって...

まとめ

・日本においては、500~600万円までは年収アップに応じて幸せを感じるけれど、それ以降は必ずしも年収アップで幸せになるわけではない。
・健康、自由、愛情、などの非地位財を求めることが幸福になるための近道。
・年収が低くても、非地位財を多く持つことで幸福になることができる。

 

年収や稼ぎはどうしても気にしてしまいますが、今回お伝えしたように、幸せはお金だけでは決まりません。大事なのは他人と比べず、非地位材をたくさん持って生活することなのですよね。

自分としては、仕事以外の時間でこうやって記事を書いたり、友人と何かしたりすることが非地位財産になっているので、こういう取り組みを今後も増やしていきたいなと考えています。

人は必ず歳をとるもので、いずれは衰えていきます。(なんか冒頭から重くてすみませんw)そうなったとき、「いま取り組んでいる好きなことを、自分は続けていられるだろう...

 

よかったら参考にしてくださいね。それでは、また!

 

★お金の心配をなくす方法の一覧はこちら。

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