どうも、しにち(@yurukashi_yrks)です!
先日購入した1冊、前田裕二さん執筆で話題の書「メモの魔力 The Magic of Memos」を読み終えました。
【読んだ】
前田裕二さん著「メモの魔力」を読了。
情報を留めるためだけでなく、「創造性を高めてアイデアを量産するためにメモ使う」ことが記されていました。新しいメモの使い方だよね。
創造するためのメモを習慣化できれば、おそらくすごいアイデアマンになれそう😲#メモの魔力 #前田裕二
— しにち@ゆるかし! (@yurukashi_yrks) 2019年2月8日
私もメモ魔ほどはいかなくとも結構メモをとるタイプですが、前田さんは比じゃなかったですね。1日で他人の1ヵ月分くらいの量を書くというのだから驚きです。(就職活動時代の自己分析ノートは30冊にのぼるのだとか…!)
そんなメモ魔である前田さんによると「メモによって創造性が発揮され、より良いアイデアが浮かぶ」のだと言います。
そんなわけで本書で学んだ「メモによってアイデアを浮かびやすくする方法」をまとめますね。
スポンサードリンク
関連記事
メモの魔力は3ステップ
メモというと、「忘れないために記録しておく」といった意味合いが強いイメージですが、アイデアを浮かびやすくするためにこそメモは重要なのですね。
前田さんがおすすめするアイデアを捻出する方法は、ファクト(事象)が起きたらメモをして、それを抽象化して、自分のまわりのことに応用する、という3ステップです。
メモの魔力にあったアイデア出しの方法。
①身の回りの物事や、何か事象が起こったらすぐさまメモ(ファクト)
②ファクトを抽象化(なぜ?どうなってるの?に分解)して横にメモ
③抽象化した要素を自分の課題やテーマに応用できないかをメモ
脳内よりメモで可視化するのがポイントですね…!
— しにち@ゆるかし! (@yurukashi_yrks) 2019年2月8日
私たちは常日頃、様々な事象に直面しています。もちろんインパクトの大きさはそれぞれなので、意識しなければただ過ぎていくだけの小さな事象も多いです。
でも、少しでも「おっ」と気になった事象があれば、すかさずそれをメモしてみる。
そしてその事象を抽象化してみると、他の事柄にも生かせそうなヒントが見えてくるというのです。抽象化というと難しく聞こえますが、要は他のことにも共通しそうな本質的な部分はあるか?を考えるということですね。
例えば本書「メモの魔力」を見つけたとき「へー、メモの魔力ってベストセラーなんだ。すごいなー。」で終わらせてしまっては思考終了です。
そうではなく、
・「この本はどんな本で、どうして売れたんだろう?どんな構成になっているんだ?」
・「もしかしたらメモっていう身近なテーマだから手に取りやすくて(共感性)、通常は記録のためと思われているメモがクリエイティブにも使えるという予想外の発想を押し出したこと(意外性)が売れた理由なのでは?」
なんて想像するわけです。(内容は私の私見ですが!)
このように、売れた理由を抽象まで深堀りができれば、例えば自分が本を出すときに応用できるかもしれないし、本じゃなくても、自分の扱う商品やサービスを売るとき、もしくは人を動かすときに使えるかもしれません。
前田さんはこの脳内プロセスが習慣化されていて、おそらくとんでもない量をこなしているのでしょうね。さすがや…。
抽象化のコツはhowとwhy
さて、こうして見るとなんとなくできそうな気がしてきますが、実際に試してみると、抽象化って結構難しいと気づくと思います。
前述の通り、抽象化とは要は仕組みや本質を知るということ。そして抽象化するコツはwhy型とhow型のアプローチを身につけることだと言います。
why型では「なぜこうなったのだろう?」と考え、how型では「どのようになってるのだろう?」と考えて深堀っていくわけです。
上で書いた「メモの魔力」の抽象化は、「どうして売れたのか?」というwhy型の抽象化でした。
これをhow型にすると、
「メモの魔力では巻末に【自己分析1,000問】が載っているので、付録感が出ていて良かったのではないか?(お得感)そしてこの質問を答えていけば自分は変われるかも?という気持ちを芽生えさせているのかも?(期待感)」
なんて深堀ができそうですよね。
why型とhow型は考えやすい切り口なので、覚えておくとためになると思いましたよ。
Sponsored Link
アイデアを発想するため、常に脳内で課題を持っておく
とはいえ、ひたすらすべての事象をメモしてアイデアを得ていくというのも、なかなか難しいし、疲れてしまうと思います。
そこでおすすめなのが、常に自分が解決したいテーマや課題を持っておくスタンスです。
漠然と構えるより、「ビジネスのアイデアが欲しい」「記事ネタが欲しい」といった具合で、具体的な課題を頭の中に用意しておくのです。
すると自然と脳は課題解決のための情報を選択するようになり、上記の3ステップが思いつきやすくなるといいます。
私については、今の自分の叶えたいことや、やりたいことを思いつきベースでEvernoteにメモしているのだけど、もっと定期的に見直すべきだなと感じました。
定期的に叶えたいことや、やりたいことをチェックすることで、きっと脳がそれらを課題としてセッティングしてくれます。そうすれば、身の回りで起きたことがアイデアに繋がりやすくなるはずですからね。
アイデアを発想するために、常に解決すべきテーマや課題を持っておく。
ぜひ、心がけたい取り組みですね。
まとめ
以上、「メモの魔力」に学ぶアイデアを思いつきやすくする方法でした。
3ステップの抽象化と応用は一見頭の中でもできそうですが、これらはメモして可視化することでさらに効果的になるのですよね。
また、発想のため以外にもメモの効果は幅広く、セルフマネジメントやストレス発散にも良いといわれています。
メモの習慣がない人は、ぜひこれをきっかけにメモ魔になると解決策が浮かぶかもしれませんよ。
それでは、ではまた!
スポンサードリンク
関連記事