どうも、しにち(@yurukashi_yrks)です!
「あ~、なんであんなにお金つかっちゃったんだろう…。」
なんて、出費のあとに後悔することってありますよね。
お金をつかったあとに感じるストレスってなかなか消えないので、できれば避けたいところです。
でも実はこの出費後のストレスは、メンタルアカウンティングという心理を理解することで回避できることをご存知でしょうか?
今回は、そんなお話です。
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Contents
人にはメンタルアカウンティング(心の会計)が働いている
メンタルアカウンティングとは心の会計とも呼ばれており、 出費に応じて無意識にお財布を分けている心理のことを指します。
例えば、飲み会では平気で5000円の出費をする人が、1000円の本を買おうか迷っている…なんて事象も、このメンタルアカウンティングによるものです。
お金を節約したいなら飲み代を減らしたほうが効率的であるにもかかわらず、本の代金のほうを気にしてしまう。これは、「何を買うか?何にお金を使うか?」によって、心の中で会計が小分けされているからなのですよね。
私もよく買うものには割とお金を払うのに、100円のスマホアプリなどにはなかなか手が出せなかったりします。自分のメンタルアカウンティングでは「アプリに100円も出せない」と意識されているのでしょうね。
※ちなみに、自分がよく買うカテゴリーにはお金をつかいやすいという心理も存在します。
メンタルアカウンティングに反した出費にはストレスが伴う
人にはメンタルアカウンティングがあり、無意識にそれぞれの会計で勘定を管理しています。
だからこそ、ある出費が自分の中のメンタルアカウンティングに反したときには、ストレスを感じてしまうのです。
冒頭で述べた出費後のストレスというのは、まさにこのメンタルアカウンティングが原因なわけです。
友達と飲みに行ったら予想以上の金額だったとか、急にPCが壊れて修理に出したら数万円も取られた場合など、お金を払ったあとにイライラしてしまうことは多々ありますよね。
これは、メンタルアカウンティングで予想していた金額を超えてしまった、もしくは全く想定していなかった出費だったがゆえのストレスです。
そしてこのストレスはお金の大小に限らなくて、少額のときにも当てはまります。
例えば、ネットサービスの解約を忘れて300円かかってしまった、なんてケースでも、無駄なお金を払ってしまうことにイライラしてしまいがちです。
正直300円くらいなら「コーヒーを一杯飲んだことにしよう」と割り切ってもいいくらいなのに、メンタルアカウンティングの効果によって強いストレスがかかってしまうのです。人間心理っておもしろいですよね。
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想定される出費にあらかじめ予算をとっておく
そんなメンタルアカウンティングを逆手にとることで、ストレスを感じなくする方法があります。
それは、想定される出費について予算をとっておくという方法です。
出費後のストレスはメンタルアカウンティングに反したときに生じるわけなので、最初から出費に備えた項目を設けておけば良いのです。
光熱費、食費、娯楽費、医療費などの一般的な項目に加えて、交際費、冠婚葬祭費、修理費、急な出費など、自分の生活の中で出費リスクになりそうな項目を作って、予めお金を用意しておきましょう。
実は私も、以前は会社でのランチ代と普通のお小遣いを一緒の財布にしていたのですが、そうするとランチでちょっと高いものを食べるたびに「やってしまった…」とストレスを感じていたのですよね。
でもあるときから「ランチ代」の項目を設け、月のはじめに会社用の財布にお金を入れて管理するようにしました。これがとても効果的で、ランチのときのストレスが嘘のようになくなりました。
人によってどの出費にストレスを感じやすいかは異なると思うので、まずは家計簿などで支出を明確にした上で、メンタルアカウンティングを意識した項目づくりをするといいかもしれませんね。
まとめ
というわけで、メンタルアカウンティングを利用した出費後のストレスをなくす方法についてでした。
お金を使ったあとのイライラには、心理的なメカニズムが関係していたのですよね。
買い物や出費のあとによくイライラする、ストレスを感じやすいという人は、ぜひ参考にしてみてくださいね。
ではまた!
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