最近は読書がはかどっていて、特にITやテクノロジーで世の中がどうなっていくか?といった本がマイブームで、よく読んでおります。

実は本業(キャリアアドバイザー)の方でもクライアントから「こんなIT事業をしようと思っている」「IT人材を紹介して欲しい」といった具合に、ITに関わる話が頻繁に出るので、ITによる世の中の流れに自分も興味が出てきているのですよね。

<未来>悲観的になりすぎ?これからの未来は明るいかもしれないお話
日本においては少子高齢化、年金問題を筆頭に課題が山積みです。だからだと思いますが、テレビや本では「このままではやばい!」といった趣旨のものが多いような気がし...

 

さて、というわけで今回は、今話題のホリエモンと落合陽一氏の共著、「10年後の仕事図鑑」についてのご紹介です。

AIやロボットについて、堀江氏、落合氏はどう考えているのか?超IT時代に生き残る仕事、生まれる仕事は何なのか? 著名人である2人が本音で語っている一冊です。

もはやタイトルだけでバカ売れしそうな雰囲気が満載ですが、例にもれず私も早速購入・読了いたしましたので、簡単にお伝えしますね。

 

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堀江貴文氏と落合陽一氏について

著者である2人は既に有名人ですが、実際何をしている人なの?といった部分を改めてお伝えいたしますね。

ホリエモンこと堀江貴文

画像元:https://news.golfdigest.co.jp/news/horie/photo/65419/1/150695/

ご存知、ホリエモンこと堀江貴文氏。ライブドア社長のときは「時代の寵児」として有名でしたが、現在は宇宙ロケット開発やスマホアプリのプロデュース、メルマガの配信など、幅広く活動しているようです。

会員制コミュニケーションサロン「堀江貴文イノベーション大学校(HIU)」も運営中であり、言わずと知れた実業家です。

現代の魔法使い、落合陽一


画像元:
https://readyfor.jp/projects/ochyaigogo2

落合陽一氏は、科学者、経営者、教育者、メディアアーティストなど様々な肩書を持つことから、「現代の魔法使い」と呼ばれている人物です。2017年に情熱大陸に出演してから、さらに知名度が上がりましたよね。

大学院ではヒューマンインターフェース工学、コンピュータグラフィクスを専攻とし、博士号を取得。そのためテクノロジーに知見が深く、これからのAI時代について、他にもいくつかの本を執筆されています。

 

そんな2人がこれからの仕事について考察しているのが、この「10年後の仕事図鑑」です。この記事では、将来なくなる仕事・減る仕事、そして増える仕事・伸びる仕事の一例をちらっとお伝えします。

これからなくなる仕事・減る仕事の一例

まずはこれからなくなる仕事・減る仕事について。

本書では31種類の仕事について言及されていますが、やはり想像通りオペレーションの一部である事務職やコンビニのレジ打ち、窓口業務などは、AIや機械に取って代わられるだろうと述べられています。

そして、意外な職種として印象的だったのは、管理職、営業職、そしてエンジニア職です。

管理職

管理職、つまりマネージャー職もAIに取って代わられる、と本書では述べられています。人の管理はAIでは難しいのでは?と個人的に感じていたのですが、管理するだけであればAIで十分という見方が存在するようです。

というのも、部下への仕事の割り振り、案件ごとの進捗管理、スケジューリングなど、分析を含めたマネジメントであれば、計算が得意なAIの右に出るものはいないからです。

そのため、「管理するだけ」の管理職は淘汰され、ビジョナリーでメンバーのモチベーションを高められるような管理職人材のみ生き残るだろうと予想されています。

AIは目的に合わせて方法を導き出すのは得意だけれど、何を目的にするかを定めて人を鼓舞するようなことは苦手ですもんね。うーむ、、確かに…!

営業職

人と接することが仕事の営業職も、AIによる淘汰の対象となります。機械は嘘をつかないため、人間よりも信用を勝ち取る可能性があるからです。

しかし逆に「この人からなら買ってもいい!」と思われるような、フォロワーを多く持った信頼性のある営業だけが生き残っていくようです。

将来、自分のことをなんでもわかっているAI(Amazonや楽天のレコメンド機能が進化したイメージかな)が出てくるから、営業職はそういうAIとの戦いになるわけですね。

エンジニア

専門職と言われるエンジニア職が挙がったのは意外でした。ホリエモン、落合氏の見解では将来的に「エンジニアは安くなる」ようです。

食いっぱぐれない仕事として、エンジニアはよく語られますが、最近では安価で技術を学べる学習サービスが次々誕生していて、さらにソフトウェア自体がよりわかりやすくなり、いずれエクセル程度に誰もがプログラミングできるようになる、と言われているのだとか。

みんながプログラミングできるようになったら、今ほどエンジニアの希少価値は高くなくなりますね。。

とはいえ、最先端なスキルやソフトウェアを生みだすエンジニアはこれからも重宝されるとのことで、他の職種と同様、一流のエンジニア以外は専門職と言われなくなるのかもしれません。

これから生まれる仕事・伸びる仕事の一例

それでは次に、これから生まれる仕事・伸びる仕事についてです。

本書では12種類の仕事が紹介されていて、例えば個人経営のお店や、ショービジネス、ドローン関連の仕事などが、その地位を高めてくるだろうと予想されています。

個人経営店

個人経営店というと、私たちの中では大手に勝てないというイメージが先行しています。大手チェーン店となることでブランド力や集客力がつくし、規模のメリットが働きますからね。

しかし、今は食べログやぐるなびなど、個人店の情報や評価がわかるツールがたくさんあります。また、食品や材料などの調達コストも今後もっと低くなっていくし、個人同士が繋がり易く、コストも低くなれば、個人経営店が商売しやすくなって流行していくはずですよね。

特にこだわりを持った、アーティスティックな個人店は、よりいっそう価値が高まっていくと述べられています。

ショービジネス

今でも既にYouTuberという職業が出てきていますが、これからも人間によるショービジネスは増えていくといいます。それは、あらゆる作業が機械化されていけば、人間にしかできない仕事の価値が高まっていくからです。

私は初耳だったのですが、動画ストリーミングサービスの「SHOWROOM」では、動画配信者にアイテムをプレゼントするというシステムがあり、それにより多くの収入を得ている人気の配信者もいるのだそうです。

YouTubeだけでなく、こういった新たなプラットフォームは今後も出てくるのでしょうね。

ドローン関連の仕事

近年、存在感がどんどん大きくなっているドローン関連ビジネスも、大きな労働市場ができると予想されています。

実は既に空撮や測量、ビル側面の点検など、ビジネスでも幅広く使われてきています。当然、流通に活用する構想もあり、アメリカでは2025年までにドローン市場が820億ドル(約9兆6000万円)に達し、10万人以上の雇用を生みだすと言われているのだとか。

ドローンパイロットにお金が支払われる時代がやってくる、というわけですね。

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10年後の時代を生き抜く人材になるには?

ここまでなくなる仕事・減る仕事、そして生まれる仕事、伸びる仕事についてお伝えしてきましたが、もう少し大きな視点で、これからの時代を生きるには何をしたら良いのだろう?

その点についても、もちろん2人の意見が書かれているので、一部を抜粋いたしますね。

落合陽一氏の意見

複雑性の高い職業を掛け持ちしている人材は、機械に代えるのが非常に面倒だ。コストを割いて機械に代替されるほど、経済的なベネフィットが働かないからだ。つまり、時代の進み方とともに、あらゆるものがコモディティ化していくことに対して、学び続けていく価値が一番高くなる。

(中略)つまり職業・職能を考える上で、最終的に「ある市場や経済圏の中で、その人しかできない状況をつくる」ことが重要なのだ。

 

ホリエモンの意見

僕はよく、「遊びのプロになれ」と言っている。単純労働はおろか、経営者の仕事ですらAIに代替されるかもしれない時代において、もはや「本気で遊ぶように働く人」だけが生き残っていけるからだ。

嫌々働いていたところで、必死になって働いている人に負けてしまうことは目に見えている。それなら、勝ち負けなんて考えず、好きなことに没頭しよう。没頭しているうちに、君は唯一無二の存在になっている。

 

「ある市場や経済圏の中でその人しかできない状況を作る」、「遊びのプロになって唯一無二の存在になる」。

これからの時代を生きる上で大事なことについて、それぞれの主張に共通するのは、代替不可能な存在になることです。

そのアプローチの方法として、落合氏は「学び続けること、そして職業を掛け持ちして自分にしかできない状況を創り出そう!」と主張し、堀江氏は「遊びに没頭してプロになれ!」と主張しているのですね。

テクノロジーが進歩した時代では、機械やシステムの方がさらに効率よくスピーディーに生産するようになります。我慢しながら人が嫌々する仕事とテクノロジーでは、どちらの生産性が高くなるかはもう明らかですよね。

これからの時代で生きる私たちにとって、落合型の「複業スタイル」かホリエモン型の「遊びのプロフェッショナル」、もしくはその両方のスタイルを併せ持つことが肝要であり、それにより代替されない人材になれるわけです。

私も常日頃から、複数の仕事を持つことが重要だと感じていたので、この本を読んでそれが確信に変わりました。いくつかの仕事を持った方が、それぞれにシナジー効果を与えることができ、価値を高められるはずですからね。

まとめ

というわけで、「10年後の仕事図鑑」のご紹介でした。

今回紹介した内容は本当にごく一部で、本書では10年後になくなる仕事・減る仕事、そして逆に生まれる仕事・伸びる仕事について、細かく未来予想図が描かれています。(ホリエモン的には「未来のことなんてわからないんだから、今に集中せよ!」という思いが強いみたいだけどね。笑)

また、大きなメッセージとしてAIやロボットから仕事が奪われる!という逃げの価値観ではなく、AIやロボットを活用してより良い仕事をしよう!といったクリエイティブな価値観こそが大事であるとも書かれていて、とても共感できましたよ。

テクノロジーの発展で世の中どうなっちゃうの?私の仕事は大丈夫?なんて想いがある人は、ぜひ手に取って読んでもらいたい一冊です。

よかったら参考までに、ではまた!

 

 

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