勝ち組、負け組といった言葉があるように、世の中は経済的な勝ち負けに対して大きな関心があると思います。

「△△の結婚相手、○○商事らしいよ!勝ち組だよね!」みたいな話は、未だ頻繁に耳にするし、あまり稼ぎがない人を負け組だとする価値観も存在します。。

漫画カイジでは、帝愛グループの幹部である利根川もこのように語っています。


画像元:NAVERまとめ

「お前らは負けてばかりいるから勝つことの本当の意味がわかっていない。勝ったらいいな……くらいにしか考えてこなかった。だから今クズとしてここにいる。

勝ったらいいな……じゃない……!勝たなきゃダメなんだ……!」

 

…何度見てもインパクトのある発言です。笑 学生時代このシーンを読んで、「負け組になりたくない…(震)」と感じたのを覚えています。

さて、みんな何気なく勝ち組って言葉を使ったり、負け組になりたくないと不安にかられたりするけど、そもそもお金の面では、何をもって勝ち組、負け組なんだろう?なんて思うわけです。

 

スポンサードリンク

お金の勉強をはじめるなら!無料の「お金の教養講座」開催中です。

 

関連記事

 

世間で言う経済的な勝ち負けってなんだろう?

世間一般での勝ち負けの基準は、やはり収入の多さだと思います。有名企業に勤めて年収800万円以上の人(年収額は昔ほど多くを求められなくなってる印象)や、公務員の人なんかはよく勝ち組と称されますよね。

逆に言うと稼ぎがそれほどない人は、世間で言う負け組とみなされがちです。そのため、多くの人は勝ち組になるべく、そして負け組を避けるべく年収アップを目指しています。

こう考えると、私たちの中には収入を重視する価値観がかなり根深くあるのは間違いないですね。きっと「お金持ちになるには収入を上げるしかない」という思考が影響してるんだろうな。

勝ち組は本当に「勝ち組」なのか?

しかしながら、その人が本当にお金持ちかどうかは収入の大小だけでは語れません。(このブログの読者の方にとっては周知の通りですね。)

家計にはフロー(収入)とストック(資産)の2種類があるため、本来はストックがあるかどうかを見て初めて「勝ち組」かを判断すべきです。

フローが大きくても高支出ばかりで貯蓄はほとんどない、なんて人もいるわけだしね。しかも高支出に慣れてしまってるから、今後高年収が維持できなかったとき、一気に赤字家計に転落して借金生活、なんてことにもなりかねない。そんな生活は、どう考えても勝ち組とは言えないですよね。

繰り返しになりますが、世間が言う勝ち組の判断って、とても表面的なわけです。

Sponsored Link




いわゆる勝ち組になる必要はない

ここまで勝ち組、負け組について話してきましたが、世間の評価はフローしか見ていない上辺の印象に基づくものです。なので、そんなレッテルに惑わされる必要は全くないのですよね。

いわゆる勝ち組の中にも、上記のように高支出体質でほとんど貯蓄がないって人はかなり多いし、負け組とされる人でも資産を蓄えて実は全くお金に困らず幸せに過ごしている人は大勢います。

要は他人の意見なんか気にせず、自分の中でお金についての「勝ち負け」を定義し、その定義に従って勝っていれば、それで良いのだと思います。浪費をせず健康に生活できていれば勝ち、とかね。

自分の中での勝ちは経済的自由

私だったら、「勝ち組」とは「お金に縛られない生活が送れる人」と定義します。毎日豪遊して、月に何百万円もお金を遣う生活には全く憧れません。「自分の意思(ある程度)で自分の時間を自由に使って好きなことする生活」が1番理想だなぁと思うのだよね。

お金持ちはもちろん羨ましいけれど、高給取りには惹かれないのは、彼らはその年収の分だけ自分と自分の時間を擦り減らして仕事してるからです。お金がたくさんもらえても、時間や自由さを失うような働き方は自分にはできないな…と感じます。

だからこそ、ある程度バランスが取れる環境での就業と長期投資で着実に資産を増やし、将来的には自分の定めた「勝ち組」になるべく、努力しています。

世間一般の勝ち組、負け組レッテルに惑わされず、お金についての理想を自分で定義しそれに向かって行動していくべきですね。

 

関連記事です。

・経済的自由についての考えを書いた記事です。自分のやりたいことに専念したり、しがらみから解放される意味でも、経済的自由は目指していきたいですね。

はい、こんにちは。日々、ゆるくかしこく生活するための情報を発信している当サイト。今回は「経済的自由」についての話です。よくマネー本やネットなんかで、「経済的...

 

・「お金に縛られない」生き方という点では、消費ではなく生産活動を楽しむことも大事だと思っています。パラレルキャリアとして自分のライフワーク探しをしてみるといいかもしれません。

横文字ばかりのタイトルになってしまいましたが…。会社で仕事をする中で「どう働くのが一番幸せなんだろう」なんて話題がたまに挙がります。私の会社は仕事人間が多く、...

 

 

スポンサードリンク

 

関連記事