こんにちは、しにち(@yurukashi_yrks)です!
転職支援の仕事をしてると、色んな人と会う機会があります。
転職活動の仕方ってそれぞれだと思いますが、 中には退職をしてから転職活動を行うって人もいます。
というのも、 今の仕事が忙しすぎて転職活動なんかできる状況じゃない! というケースとか、嫌すぎてもう嫌だ、辞める! というケースとかあるんですよね。
でもこれ、個人的にはオススメしません。今日はそのへんをまとめてみました。
今回もゆるりとお付き合いを。
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企業からの評価が悪くなる
まずは今の仕事を辞めて気分すっきり、さぁ転職活動だ! と意気込んでくると思います。
…が、まずは第一関門。
離職している状況は企業からの評価がよろしくないのです。
まぁ普通に考えたらわかるのだけど、「この人、なんで転職先決める前に辞めちゃったんだろう?」と、 人事担当なら思いますよね。
そこから派生して、第一印象として『計画性がない人なのでは…? 』なんてレッテルも貼られかねません。
何を言う!あんな大変な状況だったんだから仕方ないじゃないか! という気持ち、とてもわかります。
事情を面接できちんと伝えて、納得してもらえれば良いのですが、 問題は書類が通らない可能性が高まるということ。
ちゃんと理由があるのに、 それを弁解する機会もないまま落ちてしまうなんてもったいないで すよね。
また、面接まで行けて事情を説明できたとしても、 それがなかなか理解してもらえないことって多いです。
人には自分の辛さはなかなか伝わらない…世の中世知辛いです…。
焦りが生まれる
2つ目です。なかなか書類や面接が通らないと、 人間焦ってくるもの。 最初はストレスフリーになってハッピーだったのに、
「このままだとやばいのでは…?」
という気持ちになってきたりします。
ここで平常心を保って、冷静に活動を続けられれば良いのですが、 1番恐いのは焦って判断力をなくし、 自分の希望ではない会社や、 俗に言うブラック企業に入社を決めてしまうこと。
それでは何のために前の会社を辞めたのか、 本末転倒になってしまいます。こんな状況は避けたいですよね。
収入が途絶えてしまう
そして3つ目は、離職中は収入が途絶えてしまうということ。
しばらく仕事しなくても、貯金がたっぷりあるから大丈夫! という人って、そんなに多くはいないんじゃないでしょうか。
普通はやっばり限度があって、 収入がない期間は極力短くしたいもの。
にもかかわらず、なかなか転職先が決まらない焦りと一緒に、 お金が徐々に減っていくというダブル攻撃。これはなかなかのストレスかと。。
実を言うと、 1年以上働いていればハローワークで失業保険手当がもらえるので 、全く収入がなくなるというわけではありません。ただ、手当がもらえるまでには一定期間が必要であるため、 その分離職期間が延びてしまいます。
上記の通り、 離職期間が延びると企業からの評価はさらに下がってしまうため、 賢く転職活動をするなら、失業保険手当をあてにしないで、 早めに転職した方が良いと思います。
とはいえ退職したあとに活動するケースもある!そんなときは?
なんだかつらつらとマイナスなことばかり書いてきましたが、 人生何が起こるかわかりません。
退職前に転職活動をすべきとはわかっていても、 身体を壊したり会社からクビを宣告されたり、 思いもよらない出来事ってありえると思います。
では、退職後に転職活動をするケースはどうしたらいいか。その場合は、以下の点を心掛けると良いと思います。
・退職したら(活動できるようになったら) すぐ転職活動をスタートすること
・できれば退職後3ヶ月以内に一気に活動する
・退職後に転職活動することになった理由をちゃんと考える
まず原則として、離職期間は少なければ少ない方が良いです。 また、一般的に離職期間は4ヶ月以上空けてしまうと、 イメージがさらに下がってしまうなんて言われています。なので、 3ヶ月以内に次の職場を決めたいものです。
そして、 退職後に転職活動をすることになった理由をしっかり考えること。
上記にもあるように、 自分の事情はなかなか人には伝わらないものです。( 特に人事は評価しなければならない立場なので)
評価者から「…なるほど。その状況なら確かに仕方ないかもしれないな。」という納得感を得られるよう、 理由をちゃんと整理して伝えるようにしましょう。
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まとめ
余裕を持った気持ちで次に移るために、 できれば今の仕事を続けながら転職活動をした方が良さそうです。
ただ、本当に無理なら先に退職するのも手段です。なんだかんだ、 どうにかなるもんですからね。
ではでは!