これからはアウトプットできるものが強い!

 

どうも、しにち(@yurukashi_yrks)です!

この秋、「アウトプット大全」というビジネス書が話題になっていますね。本屋でもよく並んでいるので、見たことある方も多いのではないかな。

 

著者である樺沢紫苑さんは精神科医や作家として働きながら、月に20冊以上の本を読み、SNSやメルマガ、YouTubeやブログでの発信を長年続けておられます。そしてそんなアウトプットを続けた結果、大きな自己成長や成果を得られたという経験をお持ちです。

アウトプット大全は、そんな樺沢さんが考えるアウトプットの重要性や具体的な方法についてまとめられた1冊です。

私たちの生活は、意識しないとインプット中心になりがちですよね。スマホでネットを見たりテレビを観たり本を読んだりするのも、全て受動的なインプットです。

しかし、そんなインプットした情報をアウトプットすることで、自分の成長を促したり人生を好転させたりすることが可能なのですよね。

こんにちは、しにち(@yurukashi_yrks)です!オウンドメディアというワードを聞いたことがあるでしょうか。直訳すると「自分メディア」のことで、このブログもオウンド...

 

タイトルの時点で既に共感ですが、私もまだまだアウトプットが足りないと感じていて、とても気になる本だったので早速読んでみましたよ。

というわけで、ここにて一部ご紹介しますね!

 

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現実はアウトプットでしか変えることはできない

この本ではアウトプットの重要性が語られていますが、そもそもインプットとアウトプットとは何か?について、まずは定義してくれています。

具体的には、インプットとは読むこと、聞くこと。そしてアウトプットとは、話すこと、書くこと、行動することです。

インプットとアウトプット、どちらも大事ですが、自分を成長させて人生を変えていくにはアウトプットが不可欠となります。

インプットすると、脳の中の情報や知識が増えます。しかし、インプットだけでは、現実的な変化は何ひとつ起きません。

一方、アウトプットは「行動」です。アウトプットして初めて、現実世界に対して変化や影響を与えることができるのです。

本を100冊読んでも、まったくアウトプットしなければ、現実世界は何ひとつ変化することはありません。

インプットは「脳内世界」が変化するだけ。アウトプットして初めて「現実世界」を変えることができるのです。

引用:学びを結果に変えるアウトプット大全 (Sanctuary books)

 

このように、行動というアウトプットがあって初めて、現実世界に変化を起こせるわけです。人生を楽しく豊かなものにするには、アウトプットの量をいかに増やすかが重要になってくるのですね。

私もまだまだアウトプットできてない学びがたくさんあるので、さらに積極的にアウトプットをしていかないとなと感じさせられました…!

どうもです。先日、「未来は暗いことばかりではなく、明るい要素も実は多いよ!」といった記事を書きましたが、今回はそれについてもう少し踏み込んだお話です。 ...

インプットとアウトプットの黄金比率

そしてインプットとアウトプットには黄金比率というものが存在するようです。

本書によると、その比率は「インプット:アウトプット=3:7」が適切だと書かれています。

多くの人は、「インプット過剰/アウトプット不足」に陥っており、それこそが「勉強しているのに成長しない」最大の原因ともいえます。

インプットとアウトプットの黄金比率は、3対7。インプットの時間の2倍近くをアウトプットに費やすよう意識しましょう。

引用:学びを結果に変えるアウトプット大全 (Sanctuary books)

 

本を読んだり情報を教えてもらったときって、その場では理解したような気になるけど、実際はまだ自分のものになっていないのだよね。

そのため、例えば1つ情報を得たら2人に教えたり、1時間かけて本を読んだら2時間かけてブログに書いたりなど、イメージとしてインプットの倍近くをアウトプットに費やすことで、学びを定着させることができます。

暗記するより問題集をたくさん解いたほうが学習効果が高いのは、まさにこういう理由だったのですね。

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具体的なアウトプット方法

本書ではたくさんのアウトプット方法が書かれていますが、ここでは2つほど、具体的なアウトプット術をご紹介しますね。

体で覚えるアウトプット術

何かを覚えるときには、体を動かしてアウトプットすると忘れづらい効果があるそうです。

筋肉や腱を動かすと、その運動は小脳を経て海馬を経由し、大脳連合野に蓄積されます。

小脳を経由するので、経路が複雑になり、多くの神経細胞が働くことで記憶に残りやすくなる。だから、一度覚えたら忘れにくいという特徴があるのです。

引用:学びを結果に変えるアウトプット大全 (Sanctuary books)

 

ただ机に座って学習するよりも、身体を動かすことで脳の処理が複雑になって記憶に残りやすいのですね。

勉強するときは紙に書いたり、声に出したりすると覚やすいと言いますが、それらは脳の仕組みを利用した合理的な方法だったわけです。(受験生のときにこういうこと知っていればなぁ。)

「行動を継続するため」のアウトプット術

誰かの話を聞いて刺激を受けたり、本を読んで何かを学んだりしたあとに、「よし、今日から頑張ろう!」と決意することってあると思います。

しかし気持ちや行動は継続が難しく、結局これまでの自分と変わらない人がほとんどです。

結果を出すためには行動を続けることが重要であり、自分を継続させるためコツとしてアウトプットが役に立ちます。

本書にてその方法が紹介されていて、その1つは取り組み結果を記録するというアウトプットです。

もう少し具体的にお伝えすると、下記5つのステップを踏むことで、自分のやる気を継続させ、行動も起こしやすくなると言います。

・今日やることだけを考える
・楽しみながら実行する
・目標を細分化する
・結果を記録する
・結果が出たら自分にご褒美を与える

記録することのメリットは、昨日の自分と今日の自分を比較することで、自己成長を認識できる点です。

また、進捗を記録するだけでドーパミンが出やすくなるので、何もしないときに比べて格段に継続しやすくなります。

現に私も毎日筋トレや瞑想の記録をつけていて、自分の成長を記録するようにしています。こうすることで成長が実感でき、実際「今日も頑張ろう!」と思えていますね。

最近、寝る前に日記を書いています。(日記といってもその日あった良い出来事や翌日の楽しみを30秒〜1分くらいでちょろっとメモしている程度だけどね…!)なぜ日記を書...

 

またこのブログについても、書けば書くほど記事が増えていくので、自然と蓄積が確認できて、モチベーションに繋がっています。記録することって、実はすごく効果的なのです。

先日パラレルキャリアの記事を書きましたが、今回はその関連記事でございます。 社会人の多くはきっと会社勤めのサラリーマンだと思います。忙しい日々を送ってい...

まとめ

ベストセラーだけあって、「アウトプット大全」は良書でした。

本に書かれているアウトプット方法はどれも実践的で効果的なものが多く、例えば「科学的に裏付けされた伝わる話し方」「営業のコツ」など、コミュニケーションに活かせる方法も紹介されています。

また、本の後半ではブログを書くことも推奨されていて、「人気ブロガーになるための3つの秘策」なんて話もあり、そのあたりもおもしろかったですね。

なかなか行動ができていない人や、なんとか現状を変えたい!なんて人は、ぜひ読んでみるといいと思います。

よかったから参考までに、ではまた!

 

 

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