どうも、しにち(@yurukashi_yrks)です!
今回は買い物の心理学と題して、私たちが買い物をするときに影響されてしまう心理効果について紹介したいと思います。
普段の買い物って、結構直感的に行っているものですよね。私も極力欲しいものや必要なもの以外は買わないようにしていますが、細かいところでなんとなく買ってしまうことってあるんですよね。
ついつい無駄な買い物をしてしまうって人は、知っておくと無駄づかいを減らせるかもしれませんよ!
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Contents
真ん中の価格を選んでしまう心理
ランチにて700円、800円、900円のメニューの中で迷っている場合、いつもどのように意思決定をするでしょうか。迷った結果、真ん中の800円のメニューを選びがちではないですか?
3つの選択肢があるとき、人は無意識に中間の価格を選んでしまう傾向があります。これは、「人間は迷ったときに極端な選択や行動を避ける」という習性が影響しているようです。
私も先日Amazon Echoを買ったとき、確かに真ん中の価格を選んで買ったなぁと思い出しましたねw 多くの人にとって、この心理はきっと身に覚えがあるのではないかな。
高いものほど良いと思ってしまう心理
同じような商品があったとき、その商品の品質や効果ではなく「価格が高いほうが良さそう」という理由で買うことってありますよね。
この傾向はウェブレン効果というもので、人は商品が高額であればあるほど、その商品への信頼感や買ったあとの満足感が大きくなることがわかっています。
「ちょっと今日は贅沢しちゃおう」なんてとき、とりあえず高いものを買ってしまうのは、この心理効果が働いているからなのですね。
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後払いにすると買いすぎてしまう心理
普段ならそんなにお金を使わないのに、後払いになると気持ちが大きくなってつい買いすぎてしまう、これも心理効果の1つです。
わかりやすいのはクレジットカードですね。「来月の引き落としだし、少しくらい多く使ってもいっか!」なんて具合につい使いすぎてしまっていませんか。
私も思い返してみると、確かにカードの方が気持ちの余裕が生まれ、外食や旅行のときは気軽にバンバン買い物してしまっている気がします。。
クレジットカードについての研究
ちなみにカードについてはおもしろい(というかおそろしい)研究結果が存在します。
アメリカの1000以上の家庭を対象に行った、日用品の買い物を6か月間追跡した研究では、カードを使ったときは現金のときと比較して買い物の質が変わり、健康的じゃない食品をより多く買うことがわかったそうです。
どういうことかと言うと、現金の場合はちゃんと考えてから買い物をするので健康的な食品のみを選ぶのですが、カードの場合は意思決定がゆるくなり、買わなくていい余計なもの(お菓子やジャンクフードなど)を買ってしまうのです。
さらにこれは別の研究ですが、学生にサイレントオークション形式でバスケのプレミアムチケットを売るという実験を行ったところ、現金決済にしたときの学生の平均支払額は28ドルであったのに対し、カード決済の学生の平均は60ドルであったそうです。2倍以上ですよ2倍以上…!
つまり同じ買い物をするときでも、カードの方がより多くのお金が使われるわけです。
クレジットカードって、本当に麻薬です…。3~5%の手数料があるにもかかわらず、なぜ世界的にこんなに普及したのかが、これで理解できますね。
買い物の心理に惑わされない方法
ここまで見てきたとおり、普段何気なく買い物をすると、うっかり使いすぎたり無駄な出費をしてしまいます。
買い物の心理に惑わされないためには、自分にとって買い物で得たい要素は何かを把握しておくことやあらかじめルールを決めておくことが効果的です。
例えば私の場合は、3つの選択肢で迷ったときは価格ではなく内容を見て、自分の望む効果が得られるのであれば安いものを選びます。逆に高いものでしか希望を満たせないのなら、高い商品を購入します。簡単に言えば価格だけで決めないということですね。
また、どれでも同じ効果が得られそうという場合には安いものにすると決めています。
カードについては難しいところですが、うちでは予算を設けて、その範囲内でカード支出をコントロールしています。
でもやっぱり、たまについ使いすぎちゃうんですよね。これがカードの魔力なのだろうけど。。
なので本気で支出を抑えたいなら、例外なく外ではカードを使わないって手もあると思います。ポイントは魅力なので、固定費とかいつもの買い物にはカードを登録しとくといいですね。
まとめ
以上、買い物の心理学でした。
クレジットカードの研究結果はおそろしかったですね…!
買い物の心理を理解することによって、賢くお金とつき合っていきましょう。
ではまた!
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