どうも、しにち(@yurukashi_yrks)です!
最近ではコロナウイルスの影響や米国の利下げなどで市場が混乱しておりますねw 毎日上がったり下がったりで、落ち着きませんねー!
景気は人の気持ちによっても左右されますから、投資家の経済への不安が株価に反映し、激しく変動しているのだと思います。
毎日コロナのニュースやってて正直うんざりで、いつか収まるだろうとか思ってたけど、アジアで民泊のキャンセルが激増してたり、京都の宿代が爆下がりしたり、うちの会社も取引先も展示会が中止になり来期の予算計画も急遽見直しになったりしてるから、いよいよ経済がやばくなるのかもしれない。
— しにち@経済的自由を目指す採用担当 (@yurukashi_yrks) February 20, 2020
さてそんな景気変動に関連してですが、今回は景気循環とセクターの関係についてまとめてみたいと思います。
景気が悪くなるとすべての株価に悪影響が生じそうなイメージですが、実は生活必需品系やヘルスケア系の株などは不況時に強いと言われています。
逆に好況時には一般消費財計や資本財系が、他のセクター以上に株価が上昇しやすいようです。
今回はそのへんのお話をば!
スポンサードリンク
関連記事
景気循環別のセクター特徴
経済は好況→後退→不況→回復→また好況…といった具合で循環しているので、その景気循環別に強いセクターが存在します。
ざっくり景気循環別の特徴を分けると下記のようになります。
★好況時に強い:
一般消費財 (Consumer Discretionary)、素材(Materials)、資本財(Industrials)
★後退時に強い:
エネルギー(Energy)
★不況時に強い:
生活必需品(Consumer Staples)、ヘルスケア(Health Care)、公益事業(Utilities)、コミュニケーションサービス(Communication Services)
★回復時に強い:
情報技術(Information Technology)、金融(Financials)
またここには不動産セクター(Real Estate)が含まれていないことにお気づきでしょうか。
調べたのですが、不動産セクターは基本的に株価指数と連動する値動きになるものの、景気だけでなく物価や金利変動など、様々な影響を受けやすいので、特定の景気循環に強いといった特徴はないようです。
※参考:不動産セクターの景気・株価との連動性(大和不動産鑑定株式会社)
しにちの保有銘柄はどれに当てはまる?
そして、私の保有個別銘柄は、JT、MMM、XOM、KO、オリックスなので、セクター別にまとめると下記のようになります。
★好況時に強い:
JT(一般消費財セクター)、MMM(資本財セクター)
★後退時に強い:
XOM(エネルギーセクター)
★不況時に強い:
KO(生活必需品セクター)
★回復時に強い:
オリックス(金融セクター)
正直これまでは安定性と配当利回りを基準に購入しただけだったのですが、図らずもそれぞれの景気循環別に銘柄を選んでおりましたw なんとなくバランスがいい印象になっていますw
このように各セクター別に銘柄を持っておくと、一方が悪い時は別の銘柄がカバーしてくれてバランスが取れやすいと思います。
とはいえ、その局面に強いと言ってもあくまで傾向であって、その他の個別要因で株価は上下していきます。全体傾向としての話なので、参考までに覚えておくといい、といったところでしょうね!
Sponsored Link
まとめ
というわけで、今回は景気循環とセクターの関係について簡単にまとめてみました。
今後も私の投資方針は変わらず、毎月の購入は米国株ETF(VYM、SPYD)で、その他の収入にて個別株を買おうと思っていますが、購入の際はこういった景気循環別の視点も持ちつつ、ポートフォリオを増やしていきたいですね。
それでは、また!
スポンサードリンク
関連記事