米国株価の調子が良すぎますね。

 

こんにちは、しにち(@yurukashi_yrks)です!

このあいだ世界経済は後退しそうって話をしたと思ったら、ダウが史上最高値を叩き出しました。

そしてその動きを受けて日本株も大幅に上昇しています。株価の動きって本当わからないw(まぁ実態経済と株価は必ずしも連動しないけれど!)

最新投稿日時:2019/11/16 00:19 - 「◎〔米株式〕NYダウ、ナスダックともに史上最高値更新(15日午前)」(時事通信社)

 

さて、うちはいま毎月、eMAXIS Slim米国株式(S&P500)と、eMAXIS Slim全世界株式(オール・カントリー)にそれぞれ5万円ずつ(計10万円)投資していますが、実は最近、「S&P500に一本化してもいいんじゃないか?」と感じていました。

というのも、S&P500は下記の点で信頼できるインデックスだと思えるからです。

・長期保有であれば過去高利回りを実現してきた
ウォーレン・バフェットがS&P500への投資を推奨している(自分の死後、資産の90%をS&P500に連動するインデックスファンドに投資し、残り10%を債券に投資するよう妻に伝えている)
・多くの投資家がS&P500へ投資をしている

 

しかもここにきて米国株の調子の良さ。国際分散投資よりもS&P500一極集中でいいかも!と思うには十分すぎる状況でした。

そこで自分にとってS&P500のみと、これまで通り国際分散投資との並行投資、どっちがいいのかについて、あらためて考え直したというわけです。

 

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バンガード社の資料に米国株と国際分散投資の比較を発見!

色々と調べていると、バンガード社のホームページにて米国株と国際分散投資の比較が書かれた資料(2017年)を発見しました!

それによると、この先5年のシミュレーションでは米国株の低リターン、ハイリスクはほぼ間違いなく、グローバルな分散のほうが良いと推奨されていました。

「バンガード・キャピタル・マーケッツ・モデル」という独自分析によるシミュレーションらしいのだけど(詳しい算出方法は謎!w)、それによると、どの年をとっても米国株のみへの投資より、グローバル株式(60%米国株式、40%米国外株式)への投資のほうがより良いリターンをもたらす可能性があるとの結果になったようです。

画像元:https://www.vanguardjapan.co.jp/docs/investment-resources/US-stock-prices-rise-112017.pdf

短期とはいえ、世界分散のリターンが米国を上回りそうだなんてびっくりしました!

またリスクについても、毎年10%以上の下落を示す推定確率は米国のみ投資が69%であるに対し、世界分散投資では62%で、わずかですが世界分散投資のほうが下落の可能性が低くなっています。

バンガード社の資料を見た結果、どうすべきか?

もちろん、このバンガードの試算が外れることもありえるし、シミュレーションは先5年間(2017年データなので、実際あと3年以内)の話なので、その先のことを考えるなら、当てにならないかもしれません。

ただ、自分にとってこのデータは初心に帰らされた内容だったと感じています。

うちの積立投資は将来の家計のために行っていることなので、地に足をつけた運用が必要です。そして地に足をつけるという意味では、分散投資は基本中の基本でした。

S&P500も十分に分散されていて、これ1本の運用でも客観的に見れば問題はないのですが、そればかりはそれぞれのリスク許容度の話なのですよね。

100%自分で理解して納得しない限り、この先株価が下がったときにきっと後悔するだろうと思います。

その観点でいくと、もしS&P500に一転集中で投資したら、暴落が来たときにちょっと迷いが出そうな気がしました。

完全に自分の気持ちの問題なのですが、迷いが予想される以上はまだ決断すべきでないと思い、このまま世界分散も継続していくことにしました。

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まとめ

というわけで、結局方針は変えず、eMAXIS Slim米国株式(S&P500)とeMAXIS Slim全世界株式(オール・カントリー)の2本立て積み立てがしばらく続きそうです。

まぁそれでもアセットの8割が米国株なんですけどねw

投資って合理性が求められる一方で、自分の納得感との折り合い(気持ちの問題)も大きいんだなと再認識しました。

一番大事なのは投資を続けることと、暴落時に決して市場から退出しないことですから、そうならないための資産配分を常に意識すべきですね。

株価の高水準が続いていますが、楽観視しすぎず、浮足立たず、自分の納得のいく投資を続けていきたいところです。

ではまた!

 

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